春川おとは

万年微モテ女の備忘録。自由人。

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最近の記事

ワンナイト男からストーカーされて引っ越した話

久々に、以前住んでいた場所に行く機会があった。 懐かしくてふらっと散歩していたら、ふと、思い出した。 2年前、都内に程近い場所で一人暮らしをしていたときのこと。 夏のある日、働いてたガールズバーから終電で帰っていたとき。 家までの大通り沿いを歩いていたら、同年代の男の人に声を掛けられた。 「ドンキの場所、わかりますか?」 近くにはドンキがある。 「携帯の充電切れちゃって、調べられなくて」 と彼は言った。 家は近いからすぐに帰れるし、特に急いでるわけでもなかったので、ドンキま

    • 呼び出す相手、間違えてるでしょ

      今回の話は、この記事の彼が、彼女に振られたと泣きついてきたので慰めた話。 改めて考えてみてもよくわからない話なのだけど、まず、別れた原因になった浮気相手が私な訳で。その私に、別れて辛いという話を延々とするっていうのは、どういう神経なのか、、??と。 つまり、今回の出来事を簡潔に話すとこう。 彼は突然彼女に振られた。その理由は、まあまとめると、色んなことの塵積もで我慢の限界ということらしいけど、直接的な原因は、私との一夜の過ちがバレたから、らしい。 いや、正確には身体の関

      • 彼女持ち男とちょうどいい女

        もう辺りはとっくに明るくなって、街を歩く人の流れに逆らって帰りながら考えていた。 「私ってもしかして、ちょうどいい女?」 世間的にちょうどいい女がどんな女を指すかは分からないけど、私は自分自身が、彼女持ち男の浮気相手としてちょうどいい女なんじゃないか、ってふと気付いてしまった。 地元で中学の男友達2人と飲んでいて、そのまま片方の男友達の家にみんなで泊まった。 1人は潰れて寝てしまって、私と家主の男友達は2人でベッドに入った。そしてなんでか、そういう感じになってしまったのだ

        • ヤリ目なら、時間の無駄だから会わないよ

          男性と2人で会う約束をした時、私は事前に必ず、その人とそういう雰囲気になった場合、「するかしないか」を決めておく。 ぐたぐだやり合う時間がすごく嫌いだから。 そしてその選択を、なにがあっても心に留めておく。 …留めておく、だけ。 今回の相手は、最近始めたマッチングアプリで知り合った人。 彼、プロフィールには「真剣なお付き合いをしたい」とかなんとか書いてたくせに、初対面で宅飲みに誘ってきた。 しかも、LINEで「なんかエロそう」とか言ってきた。 セクハラか? やりとりの感じ

        ワンナイト男からストーカーされて引っ越した話

          男女の友情って儚いよね

          「男女の友情ってなんなんだろう」と考えに耽ることがたまにある。 それは決まって、男友達と関係を持ってしまったときで。 今まで、中学時代の友達、高校時代の友達と制覇してきた私は今回ついに、幼稚園からの幼馴染とやってしまった。 彼とは、こんなことになるつもりじゃなかった。 
彼とは、幼稚園と中学が一緒だった。 中学を卒業してから数年経った一昨年から、もう1人の男友達を入れて3人で、よく深夜ドライブをする仲になった。 たまに中学メンツで飲みに行くが、2人で飲むのはこの日が初めて

          男女の友情って儚いよね

          この恋は宝箱にしまって

          私には、大切にしまっておきたい恋がある。 大事な恋こそ、飾っておくより仕舞っておきたいものだ。 これから私がしようとしてること、最低だとか、誰も咎めないでね。 この記事の彼の話。 街のイルミネーションが徐々に減ってきた、今年の冬の終わり。 2人で飲みに行った帰りに電話をしながら、私は彼に気持ちを伝えていた。 「また、好きになっちゃったみたい」と。 思い返せば私は、いつもこの恋に縛られている。 「過去の思い出は美化される」ってよく言うけれど、本当にそうで。他の恋人が出来

          この恋は宝箱にしまって

          男の断捨離をした私は、また出会いを求めてる

          男性からの誘いや好意的な連絡って、なんでか同じタイミングで集中してくる時あるよね。 しかもそういう時は大体、あまり好ましくないタイミングのとき。 ただ単に断るだけならまだマシなのに、こうも一気に来ると流石に気が重くなる。 なんだかなぁ。 そろそろこの現象に名前をつけてやりたい。 …なんて、たしか先月に書いたこの文章が下書きに残ってたのでそのまま使ってみた。 きっとこの時は、自分に全く余裕がなくて、人との繋がりを遮断していたとき。 なのにそれに反して色んな人からLINEが来

          男の断捨離をした私は、また出会いを求めてる

          男女の友情はきっと、条件付きでしか成立しないんだよ

          永遠の議題『男女の友情は成立するかしないか』 好きな人と長年、友達関係を続けてきた私はこのテーマのときに必ずこう言う。 「男女の友情はきっと、条件付きでしか成立しないんだよ」 私の考えはこう。 男女の友情は成立しない場合がほとんどだが、たまに成立することがある。 ただし成立する場合は、どちらか、あるいは両方が自分を制御してるときのみ。 様々な実体験から、これはほぼ正解だと確信している。 あくまでも自論だが。 前提として、例えばたまに話すクラスメイトとか、大人数で仲良い中の

          男女の友情はきっと、条件付きでしか成立しないんだよ

          忙しなく過ぎ去った日々の中で、私は想う

          2年あれば、人は変われる。 良くも悪くも。 iPhoneの写真フォルダを見返しながら思う。 この写真の中にいる、ナース服を着て同期たちと写真を撮ってる私は、いま自分がこんな生活をしてるなんて想像つくはずがない。 色んな葛藤があった中、看護学校を辞めてその後すぐに資格を取って、大学病院の医療事務として就職した。 配属はその病院内で最も忙しいと言われている採血室の受付。簡単に言うと、病院内の全科から採血採尿や検査等の依頼がくる場所で、朝から患者様が整理券を取るために行列がで

          忙しなく過ぎ去った日々の中で、私は想う

          ある意味こじらせ女の私が自ら2番目になりにいく理由

          一般的なこじらせ女子とは多分ちょっとだけ違うのだけど、まずは私の拗らせポイントを聞いてほしい。 自分に自信がない訳でもないし、ネガティブな訳でもないし、男性が苦手な訳でもない。 だけど私の性格上、どうやら付き合うことが向いてないらしい。 自分で思う向いてないポイントと歴代の元彼に言われたポイントを整理してみるとこうだ。 まず自分のペースを乱されるのが嫌い。たまに恋人という存在が煩わしくなる。無意識に恋人を妬かせる行動をしている。男が好き。以上。 つまりわかりやすく言うと

          ある意味こじらせ女の私が自ら2番目になりにいく理由

          「魔性の女」と「クズ男」

          どうやら私って、「魔性の女」らしい。 ある日知り合いの男性と飲んでたときに、ふと中学のときの恋愛話になって、「学生の定番の告白シチュエーション、大体制覇してる」って言ったら、 「その頃から魔性の女だったんか、、」って。 ん?? 私のこと、魔性の女だと思ってたの?? そんなこと言われたの初めてだったから、びっくりだし面白くて。え、モテる女ってことじゃん、やった〜、なんて思って。 というか、魔性の女って実際どんな人のこと言うんだ? って思って、帰ってからちゃっかり調べて

          「魔性の女」と「クズ男」

          運命の人が本当にいるんだとしたら、きっと彼が、そう

          私が今までの人生の中で、 一番心から好きだった人の話をしたい。 好きになんてならないと思ってた。 彼は高校の同級生。 当時数多くいた友達の中でも、飛び抜けて仲の良い男友達だった。 なぜこんなに仲良くなったのかは、覚えていない。 クラスでもよく一緒に話していたし、 授業中も、教室の端と端の席から大声で小テストの点数競い合ったり、 文化祭の片付け中、こっそり廊下でサボって2人で写真撮ってたり、 休み時間、毎回のように私の席に教材を置きに来るから、いつの間にか理科の教科

          運命の人が本当にいるんだとしたら、きっと彼が、そう

          自己紹介|はじめまして

          まずは、記事を見に来ていただきありがとうございます! みなさん初めまして、『おとは』と申します。 突然ですが、私は文章が好きです。 小さい頃から、本を読んだり、日記を書くことをよくしていました。 そして私自身、ネット上の記事や様々な文章に助けられたり、色んな価値観に気付いたり。 そこで、大袈裟だけど、私も少しでも人々の生きていく手助けをできたら、と思ったのです。 私は敷かれたレールの上を真面目に歩く人生が好きではなくて、いわゆる「普通」ではない道を通ってきたような気が

          自己紹介|はじめまして

          「強いね。」その言葉がなによりも嬉しかった

          中学2年生の、ある日を思い出してた。 当時の私は吹奏楽部に入ってて、その時期は確か、夏のコンクールのソロパートを決めるオーディションを控えていた頃だ。 朝の個人練は、前日までに顧問に申し出て予約をしなければならない。 その日の朝練は、自分ひとりだと知っていた。 いつも通りの朝練の時間に登校して、いつも通り音楽室の鍵を取りに職員室へ。 職員室の入り口から声をかける私を、少し驚いたような、でも安心したような顔で見た顧問が、優しい声で言った。 「今日は来ないかと思ったよ」

          「強いね。」その言葉がなによりも嬉しかった