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【5分で読めるビジネス書まとめ】スタンフォードの自分を変える教室

【意志力を磨けば、人生が変わる】

今日紹介する本はケリー・マクゴニガルさんの『スタンフォードの自分を変える教室』です。


皆さんは意志が強い人間ですか?弱い人間ですか?

私はめちゃくちゃ弱い人間です。継続が何より苦手。


本書ではそんな意志が弱い人たちに向けて、どうすれば強い意志を手に入れることができるのかを、10週間の講義形式で紹介しています。

早速内容に入っていきましょう。


ケリーさん曰く、意志力とは大きく3つに分類されるそうです。

1.「やる力」:自分のやるべきことに取り組む力

2.「やらない力」 :誘惑を断ち切る力

3.「望む力」 :自分が本当に望んでいることを思い出す力


この3つの力を鍛えることで、誰でも自分に打ち勝ち、本当に望んていることを実現することができるのだそう。


今回は「やる力」について詳しく説明しています。


【明日も、自分は自分】

「明日からやればいいか」と思ったことがある人は少なくないでしょう。

もちろん私もよく使います。「明日頑張ればいいや。」「明日からちゃんとやる。」


なぜこのような心理になってしまうのか。それは「人間には将来の自分を過大評価する癖がある」からなんです。

そのため、明日の自分は頑張れるだろうという根拠のない自信から、やるべきことを先延ばししてしまうんですね。


これの対策方法として、「明日の自分は今日と同じ行動をする」と考えることが役立ちます。同じ行動をするのであれば明日の自分に任せるわけにはいかないし、何より、今日を無駄にするわけにもいかないですからね。

なんたって、明日に響きますから。


【自分の言い訳のレパートリー、把握してますか?】

例えば、「カロリーオフだから食べても大丈夫」「今日は仕事頑張って疲れてるから」。

人はやらない言い訳を考えるときが最も脳の回転が早い、なんていう研究結果もあるほど私たちは毎日言い訳を考えてしまいます。


そこで重要なのが、自分の言い訳の傾向を知ること。

自分がどういうときに、どういう言い訳をしがちなのか。

それを知っておけば、同じような言い訳が思い浮かんだときに、一歩立ち止まることができますよね。

そして、もし逃げずに取り組んだ場合、自分には将来どんな利益があるのかを考えてみてください。


「仕事で疲れてるから資格の勉強しなくていいかな...」

「でももし今日頑張って資格の勉強したらどうなるだろう...」

「明日の自分も同じ行動をするはずだから、きっと明日も勉強できるだろうな...」

「毎日勉強したら、1ヵ月後には資格が取れてるかも」


なんて考えてみると、やる気が出て来るかも。



【まとめ:自分の意思を自覚し、コントロールしよう】

自分に勝つというのは非常に難しいことですよね。

ただ、自分の心境をしっかりと理解し、その上で対策すれば、意志はコントロール可能です。

そして、この意志のコントロール術こそが、本書で教えてくれる意志力なんですね!


というわけで、今日はケリー・マクゴニガルさんの『スタンフォードの自分を変える教室』でした。

本書にはこれ以外にも、やる力・やらない力・望む力の扱い方が詳しく書いてあるので、意志力を強くしたいなという方はぜひ読んでみてください!

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