(少しネタばれてます)。

行動制限解除となり、猛暑の夏がやってきて、お仕事忙しくなりました。久しぶりに頭部トリミング(散髪ともいふ)しにゆき、帰りに天ぷら買って帰宅。おそうめんと天ぷらという自宅ランチを頂きました

この日はお仕事しない！と心に決めていましたので映画鑑賞。「竜とそばかすの姫」を鑑賞しながらそうめんずるずる。見ていると、ヒロインお二人がランチを食べている食堂で「おばちゃんそうめんふたつ追加ねー！」と私のランチとシンクロする場面が出てきて、ちょっと親近感。

Ｕという仮想世界で世界的な歌姫ベルとなった主人公すずちゃんは、田舎の女子高生。お友達のプロデュース力もあってがんがん成り上がってゆきます。すずちゃんは学校では陰キャで通っていて、幼馴染の男子に手を握られただけで、生徒さんのSNSが炎上してしまいます。自信の無いすずちゃんを、周囲のおばちゃん軍団とか、お父さんとか、幼馴染とか、温かいまなざしで見守り続けるのでした。

とにかくベルの歌がイイ！それが感想の全てだったりします。劇場公開中、中村佳穂氏の歌がもう絶品で、しょっちゅうようつべで、お仕事BGMとして聴いておりました。これ、カラオケで歌えないくらい難しい。。

メイキング動画を見ていると、ベルのキャラはアナ雪のキャラ作った人と同じ人にオーダーしたそうで、どうりで細田氏キャラと全然違うのに、どこかで見たことあるなあ？と思ったら、ベルが歌うと「レリゴー～♪」と聞こえてきそうな雰囲気でございました。

見ていて竜はだれだ？と考察していて、①すずちゃんのお父さん、②すずちゃんの幼馴染、③すずちゃんの恋のライバル？なんてあたりをつけていたら、まさかの・・・？おおっとここからは本編でご確認下さいませ。

「仮想世界Uでは、人生を何度もやりなおせる」というひと言がとても頭に残りました。現実でやり直せなかった人生を、仮想世界でなら、というのはタラレバの話で、同じ人格と行動特性を持った人であれば、何度やり直しても同じ失敗をするのだろうなと思うのです。

ただその逆も真なりで、現実世界で生きづらさを抱えたすずちゃんは、仮想世界における生きなおしから、現実世界に戻ってきました。そのときに美しいベルから元の普通の女子高生に戻ったのだけれども、生き方は大いなる変革を遂げたのでした。

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