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ポテチ(アニメ映画「天気の子」)

(ちょっとだけネタバレてます)。

ああポテチポテチ。あなたはなぜポテチなの?なんて、突如として食べたくなるのがポテトチップ。スイッチ入るともうダメで、何が何でも食べたくなって、スーパーの買い出しのときに、買ってしまいます。

ポテチを開けて何をするんだろう?と思っていたら、あれよあれよといううちにチャーハンにしてしまった、そんなレシピの出てくる作品「天気の子」。ヒロインの陽菜さんがちゃちゃっと作ってしまう、とっても美味しそうなひと品でした。アマプラで鑑賞。

「君の名は」で有名な新海誠監督。映像の美しさに、少年少女との出会い。そしてダイナミックで唐突なBGM。まだ「君の名は」を見ていないんですが、この作品でも新海ワールドを堪能できます。

雨のやまない東京にやってきた家出少年穂高君。そして祈るだけで天気にしてしまう陽菜さん。二人は「晴れ女」ビジネスを始め、盛況になりますが、ある日陽菜さんの運命(ネタバレ的に、書いちゃっていいのかなあ?)を機に、物語は一気に進んでゆくのです。うっ。。。過度なネタバレはしないでおきますね。

見ていて、なんちゅード直球な駆け抜け感、というのが感想です。自分の若い頃にも、無鉄砲な黒歴史思い出がありましたが、ドラマとして描かれていると、得も言われぬカタルシス感を感じ、見た後はすっきり(当社比)。

なぜだろう?と思うと、何があろうと自分のために生きていいんだということなのかな、と。自分に素直になれずして、世界は存在しえない?ということなのでしょうか。そもそも生まれおちてきた理由って、自分が、誰かと一緒に幸せになることなのかもしれない。

それが精いっぱい、与えられた命の分を尽くして生き切るということなのかもしれません。

自己犠牲的な作品も感動を呼ぶのかもしれませんが、こうした作品もまた、中庸を維持するために見ておいた方がいいと思いました。うん。

創り出してくれた人たちに感謝。そんなことをつらつらと受け止めた作品でした。

(ブルーレイ)

(小説)


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