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私が体験する瞑想中の不思議(?)感覚

瞑想に興味を持って数年。がっつり瞑想しているわけではなく、気持ちの切り替えや心を落ち着けたいときにリフレッシュするために瞑想している。

たった数分の瞑想でも、視界はクリアに脳はスッキリ。目を開けて少し落ち着いたら「さあ、次は何に手を付けようかな!」と、次の作業にやる気満々で挑める。

習慣化している瞑想は短くて2~5分、長くて10分程度。
そんな短時間瞑想中でも、何度か不思議な感覚を体験する。

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じんわりと温かくなる

瞑想中はまるでスキャンしているかのように、自分の体の状態にとても敏感になる。体を循環する体液が活発に流れているのを感じられ、その感覚を追っていると体中がじんわりと温かくなる。この感覚は気持ちいい。

突然の覚醒

よくある事で、しばらく瞑想しているとまどろみ状態になり、なんとなく意識がぼんやりして頭の中が空っぽになる。それがしばらく続いた時に突然!ほんとに突然、脳みそが「ハッ!」と覚醒し、まるで「今!この瞬間に意識が出現しました!」みたいになる。
脳が覚醒した直後、まるで今の自分の状態をもとに戻そうとする感じで体の感覚も戻ってくる感じ。
この感覚は何なのか、調べてはいないけど、なんとなく面白い。

皮膚感覚がなくなる

これもよくある事で、しばらく瞑想していると体の感覚が鈍く薄くなり、まるで皮膚という人体の内側と外側の境界線が無くなった感じ。自分の周囲をとりまく空気に体が溶け込んでしまったような感覚。
この時、本当に体が無くなって脳みそだけがぽっかりと宙に存在しているようなイメージ。
皮膚感覚がなくなる頃は、そろそろ瞑想終了時間なので徐々に覚醒へもっていくけど、時間があるときそのまま瞑想を続けたら、たいてい寝ちゃってる。

頭がシーンとする

これは、雑念などが無くなって頭の中が空っぽになった証拠だと思う。
たいてい皮膚感覚が無くなってしばらくすると頭がシーンとして何も考えていない状態になる。瞑想初期はなかなかなかったけど、瞑想回数を重ねると、雑念が消えて頭がシーンとなる頻度も増えている。

無の空間にポツンと浮かぶ

これは1度しか経験していないが、昼休憩中にお昼寝瞑想をしていた時に起こった感覚。
瞑想開始後、だんだんと意識が薄くなっていき皮膚感覚もなくなり、睡眠に入りそうになる直前、突然、前出の脳の覚醒が起こったんだけど、まるで、広い広い無の空間に私の意識が一つだけ、ポツンと存在しているかのような感じ。雑念などが全く何にもなく、静かで広い空間に、ただただ意識がそこにあるという事をずーーーーーーーーっと感知し続けているような、不思議な感覚だった。

瞑想から覚めた後、改めてその時の感覚を思い出すと、なんというか、何とも言えないシンプルな意識体になったような。
あの感覚をずっと持ち続けられるなら、雑念にまみれ人と感情に振り回される現世でも、強くしなやかに存在していられるかもしれないと思う。

無呼吸状態

これも1度だけ経験した出来事。
あの時は、夜寝る前にいつもより長めの20分だけ瞑想をしようと、薄暗い部屋の中で座禅を組んでいた時の事。
だんだんと一つの呼吸が長~くなり始めた頃に皮膚感覚がなくなり、しばらくすると意識が薄らいできて、いわゆる頭の中が空っぽ状態が続いている時、自分が呼吸していない事に気づいた。
本当に呼吸していないのかどうか分からないけど、鼻から空気が入ったり出たりする感覚も、口から空気が入ったり出たりする感覚もなく、肺やお腹が膨らんだり引っ込んだりする感覚もない。
「あれ、私、息してないのかな。でも、息苦しくない。無理がない自然な感じ。まいっか。」
っていう感じでそのまま瞑想を続けてました。しばらくして瞑想アプリの鐘の音が小さく鳴り始め、徐々に体の感覚と脳の感覚が戻り始めてこの世に戻ってきた感じで瞑想を終了した。

不思議な感覚だったな~。また体験したいなと思っていたがなかなかできず、無呼吸は勘違いだったのかなと思って数年。
つい先日のある方のnoteで「瞑想が深くなると無呼吸になります」とつぶやかれてるのを発見。
やっぱり、あの時私は呼吸をしていなかったんだなと再確認。

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リフレッシュのために短時間瞑想をしているけど、心と体と脳みそのメンテナンスをより深めるため、ちょっと長めの瞑想も始めてみようかなと思う。

最後まで読んでくださってありがとうございます! ありがたく頂戴いたします!