３つの時代をまたぐ難しい時代に生きるアーティストたちの明暗「島谷ひとみ」が何故また今求められているのか。

2022年1月15日 13:14

https://www.sankosangyo.co.jp　「島谷ひとみ」といえば、「亜麻色の髪の乙女」で大ヒットしたイメージが強い方も多いのではないだろうか。最近また、テレビやWEBニュースなどで多く取り上げられているのを目にすることが多くなっていると感じている人が増えているのではないだろうか。

これまでも日本レコード大賞やUSEN大賞など数々の賞を受賞し、皮肉にも視聴率低迷で話題になっている紅白歌合戦には、高視聴率を叩き出していた激戦時代に４回出場している実績もあり、日本を代表する女性歌手といっても過言ではないだろう。

そんな「島谷ひとみ」が、日本テレビ「踊る！さんま御殿」やTBS「爆笑！ターンテーブル」、年末に出演し話題をさらったフジテレビ「千鳥の鬼レンチャン」放送後にトレンドランキング入りを果たすなど、師走のテレビ番組を騒がせていたことは周知の事実。

本日発表されたUSENリクエストランキングでは、日本レコード大賞を獲得した「Da-iCE」や、「藤井風」や「YOASOBI」「Ado」など令和を代表するアーティストに混ざり、「島谷ひとみ / 名も無い花」が17位にランクインするなど、全盛期の勢いを感じる活躍を見せている。また、昨年9月に島谷ひとみ公式YouTubeにアップされている「真夜中のドア〜STAY WITH ME〜」は33万再生を超えるなど、驚きの復活劇を見せている。

なぜ今また「島谷ひとみ」なのか？と考える方も多いのではないだろうか。
TV離れが進んでいる昨今、YouTubeやTicTokなどで情報を収集している若者世代が多く存在する中、新しい情報伝達方法（SNSやクラウドサービスなど）についていけていない30歳以上の昭和、平成世代が多く存在していることが大きな要因ではないだろうか。

昭和・平成の曲は「古い」ではなく、今一度「聴きやすく、わかりやすいメロディー、すんなり入ってくる歌詞」という音楽の時代が来ることを願っている方も多いのではないだろうか。令和世代のアーティストでも「優里」などの聴きやすく、少し懐かしさも感じる素敵なアーティストが存在している。３つの時代を生きる人々が混在する複雑なメディア時代に、昭和平成を代表するアーティストとして需要が広がっているのが「島谷ひとみ」ではないだろうか。その他にも、「桑田佳祐」「」「宇多田ヒカル」など、時代をまたいでいるアーティトが最新のUSENランキングにランクインしていることも今の世相を反映している。

島谷ひとみの魅力といえば、透き通ったハイトーンと安定した歌唱力のある女性アーティストというイメージが強いが、最近ではバラエティー番組のTV出演機会も増えている印象だ。また、三光産業が発売している「無敵マスクナノAG＋AIRマスク Pのremium 」のTVCMにも起用されていることや、コロナ時代に必須アイテムになったPCR検査キットや抗原検査キットを販売している「ICheck アイチェックの広告塔としてCMなどに出演している。

歌っている姿以外のTVで見る「島谷ひとみ」は剥いたみかんの果実のように優しく、穏やかで、でもどこかみかんの果実についている「アルベド」のような「えぐ味」のあるエッジの効いた存在であることが笑えるし共感できる。

令和の新しいエンターテイメントに「島谷ひとみ」の名前が記されていることが、昭和世代の光であり希望になっていることは間違いない。これからもずっと活躍する姿を我々に見せ続けて欲しい。

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https://tower.jp/article/feature_item/2021/07/15/0708

３つの時代をまたぐ難しい時代に生きるアーティストたちの明暗 「島谷ひとみ」が何故また今求められているのか。

３つの時代をまたぐ難しい時代に生きるアーティストたちの明暗「島谷ひとみ」が何故また今求められているのか。