人種

数カ月前からWhen they see us (Central Park 5)と言うNetflixのシリーズが見たかった。なんだかんだとずるずるし見始めるのが遅れ、結局見終わったのは昨日の夜だ。ざっくり言うと黒人の少年数人が人種差別で強姦レイプの冤罪となり服役を強いられた話。

話は、重い。胸に詰まる。
だが、ディレクターの力量だろうか。
見やすい。しかしエネルギーを要する。
だが素晴らしい。

私はNYに来るまで映像を作ったことも編集したことも無かったのだが、(ここで少し出来るように)十数年映像会社に居たせいか、知識のない人間にもわかり易い映像を作る重要さは理解出来ているつもりだ。尊敬できた前職のカメラマンはそうであった。結果として、この作品が私の大好きな映像のシリーズになったのは確か。

言いたくはないが、年のせいか、ドキュメンタリーが堪らない。いつも心に衝撃がある。
一方エンタメとして、ストレンジャーシングスだって観ているのも事実。

さて、色んな人種を特に感じるNYに暮らしていると、こんなドラマは心に詰まる。日本で受けたことのないこの差別という感覚。

アメリカでは当たり前にある。
NYではあまり露骨には感じない無いが、ちょっと他の州に行くと、ジロジロ見られることもしばしある。
アジア人は珍獣じゃないよと思いつつ、
この感覚日本側に居ても同じであったことを思い出す。

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