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我らの紅白歌合戦

こんばんは。あけましておめでとうございます。
アメリカに到着して3週間が経とうとしています。

新しい年を異国で迎えるというのは楽しみでもありましたが、やっぱり年越し蕎麦もなければ、紅白もない、ましてやお節、お餅、お刺身なんてとてもじゃないけど売っていない、そして何より帰省のないお正月はどうにも腑に落ちない。
なんというか、気持ちがシャキっとしないものですね。


慌てて日本人スーパーに行ってお蕎麦とお餅と薄切りお肉などなどを購入し、年越し蕎麦ときなこもち、すき焼きにありつけました。

年越しが近づくまでは、ホームシック全然ならないじゃん!なんだかんだ生きていけてる!と余裕をかましていたのですが、、、やはりこういう文化的なものに弱いです。



そんなこんなで食べものについてはどうにかなったのですが、こちらで日本のTVを契約していないため、紅白ばかりはどうしようもない、、、
ということで、旦那と2人「我らの紅白歌合戦」を開催してみました!


これが予想に反し?予想通り?とっても楽しかったんです。
奇しくもおすすめデート紹介 第2弾のようになっていますが、よければお付き合いください。

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12月30日

お風呂に入って髪を乾かし、いつでも寝れるよう準備を整えてから年越しのために買っておいたスパークリングワインでフライング乾杯。

旦那は紅組、私は白組から、2人の思い出の曲をそれぞれ6曲ずつ選曲。
ゲーム性が好きな旦那の提案で、さらにお互いのものを予想することに。

最初は5曲ずつだったのだが、私のテンションが上がりすぎてうっかり1曲バラしてしまったため、1曲ずつは公表し、そこからさらに5曲、計6曲を選ぶことになった。


いきいさんで取り掛かったものの、その6曲がお互いなかなか決められない。



私たちは聴くアーティストがかなり偏っており、アーティストは簡単に絞れる。でもその中で何を選ぶかが問題。
あれも捨てがたいしこれも捨てがたい。


白組でいうと、マカロニえんぴつは欠かせないでしょ。
でも恋人ごっこもよく一緒に歌ったし、LIVEで聴いたキスをしようも泣けた、でも付き合う前に彼が好きって言ってた幸せやそれに似たものを入れたい気もするし、付き合いたての頃に恋のマジカルミステリーを聴きながら皿洗いは任せといてくれなってグッドポーズしてくれたのは忘れられない。


えぇやっぱりこの中から1曲なんて無理。


紅組の予想にしたってそう。あいみょんは確実。
付き合う前、彼があいみょんのLIVEに行く前日に電話を繋ぎながら一緒に聴いた曲から選んで欲しいところだけどなぁ。
これ聴きながらおやすみ、って電話を切りたいという旦那のプランがyoutubeの自動再生によって邪魔されてしまったGOOD NIGHT BABYか、私が妙にハマってしまった夢追いベンガルか、口先がとんがってしまうの解釈であれこれ盛り上がった青春と青春と青春か・・・


「同じアーティストから重複ありにしない?」
「えぇ、でも紅白だよ」
「なしかぁ」
「なしだね」



困った。そうなると、正直6組も思いつかない。


「ちょっとyoutubeの履歴カンニングさせて」
「うわ、それずるい、」




ついに結果発表の時。


かなり苦戦しつつも、やっぱりこれしかないな、と納得して厳選した6曲。
相手の様子を探りながら予想した6曲。


1人ずつ順番に回答権が得られ、当てていく。



結果、

私は全敗。旦那は2曲くらい当てていたかな。


「えぇ!!なんでこれ入れてないん?」
「いやそれはない、こっちやろ」



負けず嫌いの私たちは、当たるまで繰り返すことに。
かなりヒントをもらいながら、粘る粘る。

なんなら、相手の選曲よりも自分の選曲の方が適当ではないかと覆そうとする始末。その曲にどんなエピソードがあってどんな思い出があるのか、恥ずかしげもなく語り始めて、もはやディベート大会。

2人の思い出話なのだから、側からみるとなにいちゃついてんだよ、って感じなのだけれども、酔っ払っているのでもう楽しい楽しい。


気づいたらこの当てるところだけで30分以上経っていた。

一部始終を動画に収めていたのだが、カメラを意識してオーバーリアクションをしている旦那が1番のおもしろポイントで(予想を外したとき、3秒くらい両手で頭をかいていた)それを見返してまた笑った。



結果、選び抜かれた12曲。なかなかコアな選曲になったんじゃないかな。
需要があれば公開しますね。




12月31日

ついに紅白歌合戦開幕。
お互いが司会者になりきり曲紹介。人目を気にせず思い切り熱唱、、、


12曲というのは思ったよりもコンパクトで、意外とすぐに終わってしまったのが少し物足りなかったところかな。

ただ、前半後半の二部構成。それぞれの部の中盤にかけて盛り上がる曲を持っていき、落ち着いてしんみりと終わる、というセトリ(?)はしっかりと年越しムードに持っていけたので大正解。



こんな紅白も、これはこれでありなのかしら、どうなのかしら。
どちらにせよ、2022年ラストのデートとしてはなかなか盛り上がったので、自分の思いつきに我ながらドヤ顔です。
来年も、本家の紅白が見れる見れないに関わらず開催したいな。
皆様もよければぜひぜひ。



七草粥、節分、ひな祭り、土用の丑の日・・・こういった日本ならではの季節を感じる行事にささやかながらも参戦してきたので、そのたび日本が恋しくなりそうで今から心配ですが、日本から離れているからこその楽しみを見つけていきたいなと思います。

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