野球評論家の大島康徳氏が大腸がんで亡くなった

 今日は、入院から1年を経過した最初の化学療法治療日だが、治療中に大島康徳氏の訃報を目にしてしまった。大島氏は中日の4番バッターとしてリーグ優勝に貢献。本塁打王も獲得し、日本ハム時代には2000本安打も達成している。現役引退後は監督や野球評論家として活躍していた。まだまだこれからの野球界の名選手だった方をまた失った。ご冥福をお祈りしたい。

 2016年10月に大腸がんと肝臓への転移の診断を受けていたという。全く、詳細は知らなかった。現役時代の勝負強さ、そして歯切れのいい野球評論を記憶している。このところテレビ画面で拝見していなかった。

 昨年から今年にかけて、大腸がんの悪化の報道を目にするたびに頑張ってほしいと願っていた。とても残念に思う。まだ70歳だから、今後の活躍が期待される年齢だった。

 がんで余命1年と宣告されながら、野球評論家としての活動を続け、社会とのつながりを持ちながら、がんと向き合う生活を続けていたという。頭が下がる。余命1年をはねのけ、約5年間、がんと向き合い、近年は病状をカミングアウトしながらの生活だった。6月には肺にもがんが転移していることを公表している。

 このところ、一流のスポーツマンだった方が、がんに侵され亡くなっていく報道を多く耳にするようになった。スポーツは健康の証だと思って疑わない自分の考えが、間違いだったのかと感じざるを得ない。適度な運動と食事のバランスの大切さを感じるものの、これが一番難しいことだと感じる。


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