私は世間一般的な家庭に
大人になった今でも憧れを持っています。

・ヒステリックな母

私の母はいつも私達のことを
自分の思い通りにさせたい人でした。
自分が欲しいものだったりやりたいことがあって相談しても頭ごなしに否定してくる人でした。
「そんなの無駄」や「あなたにはもったいない」という言葉ばかり。

そうやって否定ばかりされてきたので
どんどん自己肯定感が低くなっていきました。
そして常に大人の顔色を窺ってしまうような
子どもに育ってしまいました。

これは大人になった今でも
苦しめられているものになります。

・過激な夫婦喧嘩

夫婦喧嘩が起きると必ず私たちの目の前で
某台所用漂白剤を軽く飲んだり、
新聞紙に火をつけて家を燃やそうとしたり。

なんなら夫婦喧嘩から派生して私たちをひたすら怒鳴りつけることもありました。
それが例え深夜になっても。

眠気に襲われてしまい寝落ちしかけた瞬間
鋏やペン類が飛んできたこともありました。

ある時は私に向かって刃物を突き付けて
『一緒に死のう』
って言ってきたこともありました。

幼少期の私は母親が暴れる度に
このままだと殺されてしまうと思っていました。

当の本人は全く覚えていないようですが…。

・普通とかけ離れていく

そのようなことが段々増えていくと
我が家が世間で言われているような
「普通の家族」からかけ離れていくのが
嫌というほどわかってしまい、
友人の家庭環境と比べては落ち込むということを
何度も繰り返していきます。

だからこのような出来事を経験していると
より一層普通の世間一般的な親子関係に
憧れてしまうのです。