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#5|骨折から肺がん発覚、さらに直腸がん発覚

大腿骨頸部骨折

 例のおじさんと格闘しながらも、ケアハウス生活に慣れてきた頃、母がベッドから転落し大腿骨頸部を骨折した。
 近くの総合病院に運ばれ、手術をすることになったが、その術前検査で肺に影があることが判明。通常ならば骨折後はリハビリ病院に転院するところだが、母の場合は肺がんの検査のために、県でもトップクラスの肺がんの実績のある病院に転院することになった。

肺がんからの直腸がん

 肺がんの精密検査をしているうちに、直腸にも怪しい影があるとのこと。
 最悪の場合は、人工肛門になる可能性も・・・
 この時、母の直腸がんのステージは3で肺がんのステージは2であった。先に直腸がんの手術をすることになった。
 もう私達も何が何だかわからない状況になっていた。
 この時の記憶があまりないように思う…

 直腸がんの手術は無事に成功し、人工肛門も防げた。ただ、肺がんの手術では、肺に溜まっていた水にもがん細胞があり、その場合はステージがもう少し進むとのことだった。

 手術後しばらくして、抗がん剤治療を開始したが、副作用(主に下痢)に耐えられず、中止することになった。




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