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天の川という一線を

先日 7月7日の七夕に思ったことを、徒然と。

七夕は 年に1回 織姫と彦星が会うことができる素敵な日。願いを書いた短冊がさらさら揺れる、そんな日。

でもそれって、天帝が1年に1回会えるようにって決めた日で。すごく 明確だと思う。
七夕に会えるからそれまで頑張ろう。そこに向けて頑張れる。
雨が降ったら 橋が水没してしまうかもしれないけど、そこに橋はかかってるんだから橋を道標に泳ぐことだってできるかもしれないじゃないか 、と。

ああでも わたしたちの世界はそうはいかない。
絶対これ!っていうものは中々分からなくて、このチャンスは毎日来るのか、年一なのか、一生に一回なのか。

わからない。わからないで逃げていると、何も達成することは出来ない。そんなことわかっているけど、なにかひとつを選びとって、一線を越えて集中するのは難しい。とても勇気がいることだと思う。

この黒ひげ危機一発みたいな取捨選択を、綱渡りをするような決断を、行うことができる人は、じぶんの幸せ を見つけることが出来るのかな。

年一に甘える織姫ではいられないから
わからないまま、自信もないまま
まず一歩踏み出したい。踏み出そう。

#エッセイ #ポエム #日記


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