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初投稿

初投稿です。

 8月に新型コロナ感染症を経験してから、短期記憶力が著しく低下した気がする。
 例えば、彼岸花畑で鮮やかな赤を見たとか、セッションしたときのなんとも言えない高揚感とか、薄暗いバーで感じたこととか、そういう感覚的な記憶はあるんだけど、名前とか、話の流れとかが覚えられない。
 さっきまで読んでたヒロアカの、いっぱい増殖する敵が思い出せない。良い奴だったのは覚えてる。壊理ちゃんかわいい。

 日常で体験した素敵なことは覚えておきたいから、noteに記したいと思った。国語は好きだったけど、小説をたくさん読むわけじゃないからつたない文章だけど、誰かの目に留まってくれたら嬉しい。

 この前、教育実習用のスーツを買いに行った。もう21なので、ショッピングモールを家族で歩いていたら違和感を感じる。それは当人だけでなく周りから見てもそうだと思う。しかしスーツを決めるときには親がいないと似合うか似合わないか分からないため、やむを得ないだろう。
 低身長のマネキンって存在するのだろうか。大体ガリガリでひょろひょろ背が高いイメージだ。
 母親の身長は150cmなのですぐに見失う。21歳は母親とレジに行くことを嫌がる。会計の後、毎回母を探す流れがあるというのは、親子買い物あるあるだと思う。そういう時、だいたい母はわかりやすい位置に立っている場合が多いだろう。    
 会計を終え、キョロキョロしながら歩いていると、母が通路の角のマネキンの隣に微動だにせず立っている。150cm硬直マダム。それが私には低身長マネキンにしか見えない。「マネキンみたいだった」とおちょくって帰路につく。
 学生のうちにしか経験できない家族との体験は、社会人になったらできなくなる。ある研究では、生涯母親と過ごすことが出来る時間は、7〜9年、父親は3〜5年ほどと謳われている。人生先は長いはずだが、大人になると疎遠になって会わなくなってしまうらしく、衝撃を受けた。
最近家を空けている時が多いため、家族のことをよく考える。

 推しは推せるうちに推せと言うが、家族も愛せるうちに愛す。結局は今できることをやることが大切だというのは、何にでも共通している気がする。

 やれるうちにやる。ヒロアカ全話読んで無下になった私の休日は残り3時間半になってしまった。1週間後には教育実習、明日はスタジオ練習。明日から本気出します。(フラグ)

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