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春一番

毎年、貴方を祝う頃が春であることを 私はぼんやりとこれも運命と呼ぶのだろうな と思う 昼下がりのぽかぽかした陽気と、いつも通り羽織ったダウンの温かさがちぐはぐに感じた時。 いきつけのお店に並ぶ新作に桜味を見掛けるようになって、何となく世界にピンク色が増えたと気づく時。 春の訪れを見つけて心の奥がほんわりと滲む感覚は 私が坂田さんを思い出した気持ちによく似ている。 桜マーク、ピンク色。 暖かいお日様の匂い、柔らかい風、 まだ少し寒さが顔を出す、空気の澄んだ夜。 坂田さん

    • 登場人物:その他大勢として。

      坂田さん、 32歳のお誕生日おめでとうございます㊗️ 坂田さんに出会ってから、 私にとって12/5という日は間違いなく 1年で1番大切で思い入れのある日になりました。 浦島坂田船の末っ子で誕生日も1番遅い坂田さん。 この1年間3人のお誕生日を迎える度に何をしよう、どんなお祝いをしよう、どんな言葉を綴ろう、 何ヶ月も前からソワソワしていました。 そんな時間でさえ楽しくて嬉しくて、 私は幸せ者だなって思います。 坂田さんの誰からも愛される暖かい空気が好きだ。 第一印

      • 君が季節を走らせる

        浦島坂田船、 結成10周年おめでとうございます! お祝いの気持ちと 私がその10年を語るにはあまりにも薄っぺらくなってしまう気もして こうして今の気持ちを自分のために言葉に残すことにしました。 正直、この10年という数字の重みをしっかりと感じるようになったのは間違いなく今年の春からで いつも何かにつけて「もしかして」をどこか期待してしまう私たちと、いつだって私達の想像を超えた大きな地図を広げてくれる皆さんですが 初めて迎える10という数字の重みはいつもよりも少し漠然とし

        • 世界で一番眩しい場所

          桜が お日様が 暖かい色が似合う坂田さんに じめじめした6月なんて、と今でも思う。 カレンダーは雨の写真ばかりだし、 青とか紫とかどちらかというと坂田さんには似合わないと思っていたのに。 今では 只でさえ憂鬱な梅雨には坂田さんくらいの眩しい光が丁度いいのかもと思うようになって、 彼を追いかけて訪れた地のコロコロ変わる気分屋な空気も天気も、併せてつい大きくなってしまう心配性な荷物も彼を彷彿とさせてドキドキする。 今では坂田さんほど6月に似合ってしまう人もいないのかもしれな