風水鑑定士の清水 真樹(しみずまさき)です。

風水では、キッチンは八遊星の凶星『五鬼(ごき)』や『六殺(ろくさつ)』に置くのが良いとする説が主流です。悪い気を火で燃やして消すという理屈だそうですが、私はその説に疑問を抱いています。
キッチンではなく、汚れを外へ流すシンクや排水口を五鬼、六殺、禍害に配置するのだと思います。

風水鑑定では気(エネルギー)の行き先、性質(陰陽五行)を重視します。そして八遊星にも陰陽五行があります(ここでの説明は割愛します)。
上記の説にならえば、気は火に遭うと燃えて消えるのではなく、火の性質を持った気に変わるだけです。キッチンの風水にとって火の気が悪いものであれば、何かしらの悪影響を住人にもたらすでしょう。

キッチンは食事を作る場所。その場所を五鬼や六殺にしたら、せっかくの料理が悪い気に侵されて不味くなるばかりか、病気の原因にさえなりそうです。
要検証ですね。

清水 真樹