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財布屋が声を大にして言いたいこと

外出自粛、休業、そんなこんなで、経済活動が停滞している今。

そう、お財布の出番がなくなっている。

いつもだったら毎朝一緒に家をでて、一緒に歩き回っていたお財布。
そのお財布は今、どこで何をしていますか?


こんな時だからこそ、お財布を掃除してみて欲しいのです。

お財布を綺麗にして、また今まで通りの生活に戻ったときに、もっとお財布を使うことが楽しくなるように、隅々まで綺麗にして、ケアをしておいた方がいいと思うんです。
その方が、気持ちよくお金を使える。もちろん、今はみんな大変だけど、ちょっと先までも大変かもしれないけど、おやすみしてしまっている近所の飲食店が再開したらすぐに食べに行きたいし行きつけの服屋さんにだって行きたいと思っているはずです。(お財布が・・・!)
復興はお財布から始まるかもしれない。だから、今のうちにお財布を整えておいてほしいのです。

こんな独り言を声を大にして言いたい財布屋の僕にできることは、お財布のケアの方法を伝えることです。今はみなさん家で、お財布を整えましょう。


【お財布の整え方】

ステップ1 「中身を出す。一度全て出す。」

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あ〜あの時のレシート〜、とか、このポイントカードまだ使うかな、使わないかな?っていう楽しい時間。たくさん入れたカードポケットは革が伸びていたりして、そういうお財布の変化を見つけるのも楽しい。とにかく全て中のものは出しましょう。


ステップ2 「内装の掃除。隅々の掃除。」

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カードポケットの底とか、小銭入れ部分はゴミが溜まりやすいところ。綿棒を使ったり、布切れを使って綺麗にしてあげましょう。こんなゴミをお金と一緒に持ち歩いてたのか、、、とびっくりする人もいるはず。。。



ステップ3 「見つめる。ただ見つめる。」

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お財布を見つめる。見つめましょう。
ここにこんな傷ついちゃったな、確かあの時の傷だなぁ、、とか、
ここのシミ、あの雨の日を思い出すなぁ、なんて人もいると思います。
肌身離さず持ち歩くものは、他にもスマートフォンとかあるけれど、お財布ほど形状が変化していったり、表面が経年変化していくものはないです。だから、しっかり見つめて、あなたと共に変わってきたお財布に気づいて欲しい。

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見つめていると、細かな職人技にも目が止まる。ここのカーブとか、一定のミシン目が崩れることなく続いていて、気持ちいい〜、見ていて気持ちいい〜ってなりませんか?僕だけですか?



ステップ4 「ケアをする。たまには労ってあげる。」

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お財布は、消耗品です。スマホのアップデートが必要なように、お財布にもケアが必要なこともあります。アップデートすれば、その機種が発揮できる最大限のパフォーマンスが常に続くように、お財布もケアによって、永遠ではないけれど、綺麗でより愛着の湧くものに仕上がっていきます。
たまにでいいんです。たまには、綺麗にしてあげてください。

で、この写真で使っているケア用品はなんと、ワンコイン。たまーにするケアにぴったりな商品です。優れものです。汗拭きシートのように使えます。これがとっても便利。まずは「レザーソフトクリーナー」で革についた汚れを落とします。革の洗浄です。あまりゴシゴシやるのではなく、撫でるだけ。ササッ、サッ。汚れが目に見えるので、達成感があります。
綺麗になって乾いたら、続いて「プロテクティングクリーム」を塗ります。
これを塗ってあげることで汚れがつきにくくなる上、革に必要な栄養も補ってくれます。

このケアセット、いうならば「メイク落とし」と「化粧水・保湿クリーム」です。そう、人間のお肌と同じ!ちゃんとお手入れすれば、永遠の美。


ステップ5「整う。」

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お財布も、気持ちも、スッキリ。これでお財布が整いました。

「見つめる」っていうのがポイントです。ケアする前に見つめてあげてください。

正直、日常生活の中でお財布を綺麗にする行為は優先度低めだと思うのですが、こんな時だからこそ、自分のお財布をお掃除してみて、お財布との思い出を振り返ってみたり、これからどんなところに行こうかなんて考えてみたりする贅沢な時間を過ごしてみて欲しいのです。


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それではみなさん、良いおうち時間をお財布と共にお過ごしください!


今回整えていたお財布はこちら。


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