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ぽち袋

私が「ぽち袋」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、お年玉。

ほんの気持ちとか、何かのお礼とか、立て替えてもらってたお金をお返しする時などにも使いますけども。

でも最たる用途は、なんたってお年玉ですよ、ええ。

私には中3になる姪っ子がいるのですが、数年前の年始に母親(私の姉)と共に、我が家に挨拶に来てくれたのですよ。

事前に家族会議を開き、お年玉の額を決め、用意しておいたぽち袋を両親と兄上にも配って、誰からのお年玉かわかるよう、裏側に名前を書くよう伝えました。

父上と母上は「連名で渡すから」とのことだったので、父上に書いてもらいました。

中身の入ったぽち袋を回収し、姪っ子が来るまでまとめて戸棚にしまっておくことに。

しまう前に念のため裏側を確認すると、父上がまさかの書き損じをしておりました。

『じじい・ばばあ より』

確かに両親ともジジイとババアなのですけどね、さすがにこのまま渡したら、孫である姪っ子が激しく困惑するので、新しいぽち袋に『じいじ・ばあば』と書き直してもらいましたよ。

うーん、記念(?)に撮っておけばよかったなあ、じじいとばばあからのぽち袋…。

和紙でできたぽち袋コレクション。
下の二つは小銭用のミニサイズ。

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