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ドメイン「.mu」とは

noteのドメインって.muなんですが、あまり見たことないので調べてみました。

(2019/11/28追記)
2019/11/25からnoteのドメインは.muから.comへ移行しています。

↑追記ここまで↑

元々はモーリシャスの国別ドメイン

モーリシャスという国があるんですが、そこでのドメインが「.mu」のようです。

日本で言う「.jp」みたいなものですね。アメリカでは「.us」ですし中国では「.cn」です。

国別ドメインを分野別ドメイン的に使っている

じゃあnoteってモーリシャスの会社なの?というともちろん違います。

noteを運営しているのは株式会社ピースオブケイクという日本の会社です。企業ホームページは.co.jpを使用していますね。

.muはmusicmuseumを連想させることから芸術分野のホームページによく使われているようです。イギリスのロックバンド「Muse」のホームページなどもそのひとつです。

なお、私の事務所のような「.com」などは国別ドメインとは異なりジェネリックドメインとか分野別ドメインとかと呼ばれます。commercial(商業)の分野を表しています。

note.jpやnote.comは別のところで使われていた

ではなぜnoteは.muなのかというと、.jpや.comが空いていなかったからというのが理由のようです。今は.jpも.comも取得したようなので、もしかすると近いうちにドメイン移行があるかもしれませんね。

ちなみに「.jp」と「.co.jp」は別物でして、.co.jpの方は今でも別の会社が使用しています。

ドメインの面白い利用方法

「国別」「分野別」などの項目はあるものの、その分類に拘らず使用されている例も多いです。例えばYouTubeで動画を共有する際の短縮URLには「youtu.be」と表示されますが、これは「.be」というベルギーの国別トップレベルドメインに「youtu」というセカンドレベルドメインを登録したものになります。

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こういった、元々の意味を無視してドメイン全体で独自の意味を持たせることを「ドメインハック」と呼ぶそうです。ちなみに画像のURLを選択すると下の動画が出ます。特にこの動画のURLにした意味はありません。楽しみですね(宣伝)

一点だけ注意ですが、取得に条件があるドメインもあるので何でもかんでも使えるわけではありません。「.jp」がまさにそれで、これは日本に住所を持っていないと取れません。国別ドメインでも住所の条件が無いものもありますので、.jpは若干厳しめといえば厳しめです。




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