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④場所にとらわれたくなければ、移動してしまえ!


この記事は、わたしが昔配布していたe-book『海外で暮らすフリーランスになる方法』を最新情報に修正、加執して書いています。

このe-bookは”場所にとらわれないで暮らす、働く”ということをずっと実験してきて、それをトータル100ページにわたって解説したe-bookです。
ずっと眠ったままになっていたので、ここで記事にして浄化したいと思います。

移動するということ

場所にとらわれたくなければ、移動してしまえ!

今回は移動するということというお話しをします。
「場所にとらわれたくなければ、移動してしまえ!」というと少し乱暴な言い方ですが、わたしは、とりあえず移動してしまうということにとても賛成 です。以下の面からお話しをしたいと思います。

• やらざるを得ないというパワー
• Airbnb、LCCの登場で、移動コストも安く。
• うまくいかなければいつでも帰れる。
• 帰れない距離が、なんとかしようとする気持ちを起こす。
• でも退路を断つのは間違い。



やらざるを得ないというパワー

まず移動してしまうと、やらざるを得ないというパワーがものすごいです。 だってやらないと生きていけないから。
本当になんでこんなにあるのってくらい、やらなきゃいけないことがたくさん出てきます。そしてイチイチ大変です。いや本当に。

簡単な例を挙げるとすると、もし海外に来たとしたら、まずは住むところを探さないといけないですよね。最初の数ヶ月の住む場所は確保してきていると思いますが、そんなのはあっという間に過ぎてしまいます。また少し暮らしてみて、もっと自分に合う暮らしが見えるようになると思うので、もっと落ち着ける環境を探すことになると思います。

だけど最初からうまく合う部屋が見つかるわけもないので、また数ヶ月間だけのつなぎの部屋とかに住みながら、次の部屋を探すなど、海外に来て最初のころは頻繁に引っ越しをすることになりがちです。
 そして家と同じく最低限のライフラインを整えないといけません。携帯電話、銀行口座、住民票の登録、ビザの申請が必要であればそれも、
今まで普通に使っていたものを1からすべて揃えないといけないので、なかなか重労働です。しかも外国なので、いちいちどうすればいいかわからなかったりするので大変だし時間もかかります。

もちろん働かないとお金も減っていきますよね。仕事探しも大変だし、仕事が決まってからも、日本から仕事を持ってきている場合でも、やることに追われながらドタバタと働いていくことになりますよね。

日本にいたら、忙しい。

やらざるを得ないというと、日本にいたら、毎日忙しいですよね。
忙しく毎日の仕事をこなしながら、もし海外に行ったら?という時のことを考えて色々と準備をすることって難しくないですか?

リモートで仕事をしたいと思っていても、クライアントさんに呼ばれたら行っちゃったり、ついつい仕事を引き受けちゃうこと、あると思います。わたしはそうでした。でも離れてしまえば「会社に来てください」と言われても、すみません、今海外なんです。スカイプでいいですか?(今だとzoomとかですね)と言えちゃいますよね。わたしは言いました。というか、言うしかなかった。これはひとつの例ですが、そんな感じで新しく自分で仕事を作らざるを得なくなります。

Airbnb、LCCの登場で、移動コストも安く。

Airbnbだったり、あとは安いユースホステルやゲス トハウスなんかも最近は充実していますよね。わたしは建物が好きなので、 おしゃれで綺麗で安い宿があればそれだけで泊まりに行きたくなってしまいます。

また、移動の飛行機も本当に安くなりました。わたしが九州から上京した時は、22歳以下の飛行機料金が半額になる(スカイメイトだったかな?) のを使っても、1万円~くらいとかだったのが、今では近場の海外なら数千円でいけます。
で現地のLCCにまた乗り換えちゃえば、本当に安く、たくさんの距離を移動できるようになってしまいました。航空券のサイトとかを見ていて、すごいなあ...しみじみと感じます。今の学生さんたちはうらやま しいです。でももっと上の世代の人は、わたしたちでもうらやましいんですよね。昔は航空チケット代なんて何十万円もしていて、海外に行くことなんて本当に人生の一代ライフイベントだったんだろうなあ、と思います。

うまく行かなければいつでも帰れる。

わたしは何度も帰りまくっています。今お話しした通り、飛行機代も安いし、 ダメだったらいつでも帰ればいいんです。そんなに頻繁に帰らなかったとし ても、いつでも帰ればいいやーって思ったら、気が楽になりませんか?わたしはそれに何度か救われました。「別にいやだったら帰ればいいんだから、 もう少しいてみようか。」みたいな。でもダメだ!と思った時に、安い分す ぐどっかに移動したくなっちゃうという側面もあるんですけど。

帰れない距離が、なんとかしようとする気持ちを起こす。

オーストラリアとか割と近い距離なら、たぶんお金が尽きたら帰って、また来ようーって気持ちだったと思います。でもヨーロッパって距離は、そこまで気軽にはなりづらいところがありました。。
ビザが取れないので働けず、いろいろ困ったので一度帰ろうかなーとも思っ たのですが、片道3万円はちょっと悔しかった!2万円代なら帰ってたと思います。お金も尽きてきて、いよいよヤバい...!となった時に、今の新しい仕事を見つけました。人生そんなもんです。

でも退路を断つのは間違い。

もう日本には絶対帰らないから、背水の陣で挑む!という方も中にはいま すが、それはあまりおすすめしません。
気持ちはもちろんそれでいいのです が、実行してしまうと、少々辛いことになるかもしれません。攻めのパワー は生まれるかもしれませんが、切羽詰まると冷静な判断ができなくなるこ ともあります。

なので、もう絶対帰らない!という気持ちを持ちつつも、「最悪は帰ってもいいかも」くらいに思っておくのをオススメします。「最悪が日本に帰るだけ」ですから。
わたしもビザで困っていた時に知人にそれを言ってもらって、確かになあ。 と安心したことがあります。そんなに根詰めなくても、一旦日本に帰ってそ して準備をして、再度また出てくればいいだけです。


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