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「誰が自分にとって大事か」。6年前のあの時の問いに対する答えを探す。

毎日家と会社を往復するサラリーマンは、実にタフネスです。
毎日同じことを繰り返す人生はタフネス以外の何物でもないのだけど

そんな人生を送ってきて、今まで見てきた人は
大体「普通」に染まった人が多かったです。

私は会社の仕事で暗い表情やため息しか見せない自分の上司を見ては
自分の将来がこの上司と同レベルにしかならないことに
とても頭を抱えました。

サラリーマンは無類のタフネスではあるが
自分が心底尊敬に値する人間に出会えたと感じたことはなかった。

家族、学校、会社、どこに行っても
人間関係で満ち足りた関係性にはなれなかった。

そんな私があの同僚に出会ってから変わったな。

長い間、人間関係で苦悶を抱えていたが
彼が気づかせてくれたことがあまりにも大きすぎた。

「誰が自分にとって大事か」

あの同僚と関わっていたのは5年くらいだったか。
いや、休職もあったからもっと短かったかもしれない。

「誰が本当にあなたにとって大事か考えよ」。

彼とやりとりした時の、彼の最期の問いかけ。

もう6年も前だ。
彼と袂をわかってから何年も経つが
いまだにこの答えは見つかっていない。

6年前のブラック企業時代もそうだけど、人間関係に困ることも多く。

人間関係が長続きしないって言っても
星座相性だけでなく、色々理由があるでしょう。

まぁ「好きとか嫌いとか」に囚われてちゃ仕事にならんので
なるべく「気にしない」ようにはしていたのだけども

話してて噛み合わない時はどうしても気になってしまうもの。

思えば自分が舌を巻くほどの実力者に巡り合っていないのが実情。
そういうのを「高望み」っていうんだろうが…。

自分を一番成長させてくれた実力者は「ごく普通のサラリーマンのおじさん」

今まで出会った人間の中で

「自分を一番成長させてくれたのは誰か?」
「誰と組めば大きなクリエイション起こせそうか?」

そう言われたら、私は間違いなく彼を選ぶだろう。

それも「グチが多くて冴えない平社員だった男」。

「グチが多くて冴えない平社員」が
「自分の人生を自力で切り拓いた男」になって帰ってきた。

その変化変容っぷりを知ってるから。
私は彼とおよそ5年も近くにいて、
その変化変容っぷりを目の当たりにしたから。

何年も一緒にいた家族よりも、驚くべき変わりぶりを見せた。

彼はハイイニシエートでもなければ光の戦士でもない、
高名な政治家、起業家でもなく

あの時まではただの「ごく普通のサラリーマン」だった。

自分の両親でもなく、有名な起業家でもなく、
ハイイニシエートでも光の戦士でもない彼が、

世の中にツバを吐いて不貞腐れていた俺を
道を間違えないように、だれよりも一番成長させてくれた。

自分の道を見つけた彼は、今では脱サラして自分の店を持っている。

彼は自力で「真理」に辿り着いた。

だから俺は「ごく普通」の人間の可能性を捨てていない。

あなた自身の可能性を捨てないでください。
無限の可能性があなたの中に眠っています。

行動一つでどうにでもなるのです。

終わりに

「誰が自分にとって大事か」

その答えを5年前に出したときは
「500余名いた友人知人の中には、誰もいない」

で結論づけたが、これは半分正解で、半分不正解だろう。

6年前のあの問いに対して、答えたつもりで全然、答えられてない。

それが故に、今に至るまで、ずっと違和感を感じ続けてきたのだろう。

私を成長させた彼の問いに対する答えが何か??

かつての友人の、袂を分つ前の最期の問いに
最期の戦いを私は挑む。

友人の誕生日星座である水瓶座の満月が8月2日にやってくる。
満月への誓いごとと言ってはこれ以上ないシチュエーションだろう。

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