見出し画像

どんなビジネスでも1番大事なのは「誰かの役に立ちたい」ということ

この人のためになんかしてあげたい、
そんな人はいずれ出てくるかもしれないが、

「誰かの役に立ちたい」

リレーションシップの課題に関しては来季にお預けで、
今の自分には誰を寄越されても負担にしかならない、

そんな自分が、誰かのお役に立ちたいなんて
殊勝な思いに駆られる日が来るのだろうか?

「役に立ちたい相手」の不在が招いた敗北

私が起業塾で失敗した最大の敗因は
「お役に立ちたい相手が誰もいなかったこと」。

どんな事業でも、商品を受け取る相手がいてようやく成り立つ。
相手がいなければ何も成り立ちません。

だからどんなにいいものを作ったところで、
自分が役に立ちたい相手がいなければ
「無用の長物」で終わってしまいます。

役に立ちたい相手がいなかったとしたら「何もできないで終わる」。

何かを作るにしたって、その相手のことを何も想像できないわけだから。

どんなにいいものだったとしてもただの独りよがり。

起業塾にいた頃はそもそも徹夜すらせず、
せっかく空いた時間でも大したものを作れず、
うやむやに悩むだけに終わってしまったし。

誰のために、何を、どうやって作るか、そうやって悩んでる間に
電車の時間がやってくるので、何もやらないままに

ブラック企業で夜遅くまで働き詰めの地獄を生きていました。

失敗した自分と「成功」した同期の違い

言い換えると、自分が役に立ちたい相手が
誰一人としてこの私にいなかったことが、

あのブラック企業という
おぞましい生き地獄を創出したというべきだろうか?

もしそんな自分が何が何でも役に立ちたいって
そんな人が一人でもいたとしたら、

起業塾におけるプロダクトを作るときに
何一つ悩まなくて済んだはず。

大体の起業塾生でうまく行ったのは
「役に立ちたい相手」が少なからず身内でもパートナーでも
誰かしらいた人がうまくいっている。

あいにく私にはそういう人は誰もいなかったから
「誰かの役に立ちたい」という
気持ちが全くわからないのです。

こちらでは「役に立ちたい相手」を選べない。
仕事をする相手同様、こちらから選ぶことができない。

選ぶことができるのは特権階級層のみに許された特権なのだろうか。

「俺には、守るべきものがいる」

そんな戦隊モノのヒーローみたいなセリフが言えたら
私も「成功」していたのだろうか?

それは神のみぞ知る。

終わりに

起業でもなんでもビジネスなら受け手がいて
初めて成り立つのだから

まず自分が役に立ちたい相手のヴィジョンを明確にしないと
ビジネスとして成果を出せないのは当たり前。

起業を頑張ろうとしていた頃は、
自分のためだけに、お金欲しさに
会社で仕事をするだけに終わりました。

ビジネスというのは困っている人のためにやっていること。
困ってる人のための解決策を出して、それを実践すること。

どんな仕事でも1番大事な動機は
「誰のためになりたいか」なのかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?