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星を探す

一昨日、友達とプラネタリウムに行ってきました。

ゴールデンウィークなので、人が多かったです。
子供も多かったですね。

曲がりなりにも私も準案内人とはいえ星のソムリエ®なので、内容は知っていることばかりなのですが、それでも楽しいんですよね。

「こういう伝え方もあるんだな」とか「表現の仕方が素敵だな」と、星に癒やされながら勉強もできる最強の環境。

投影後は友達が解説員さんに質問したりして、少しだけお話しさせていただいたのですが、星に関する曲を集めたプレイリストを作って聴いているらしく、私も真似して自分だけの『星空プレイリスト』を作ってみようと思いました。

☆☆☆☆☆☆☆

夜は、星のソムリエ®の先輩方と観望会&撮影会。
実際に天体写真を撮る様子を見るのは初めてでした。
カメラの設定やら何やらわからないことだらけでしたが、スマホでも撮影できることや、スマホ撮影の時に必要な物やアプリなどを教えていただいて、自分でも撮ってみたいと思いました。

☆☆☆☆☆☆☆

空は雲一つなく晴れていたのですが、結構空が白んでいて、私の視力だと1等星しか見えない。
カペラ、シリウス、アルクトゥルスはすぐわかるけど、スピカはまぁなんとか、レグルスは「多分あれ」くらいにしか見えなくて、早く過矯正眼鏡を作らなくてはと思いました。

撮影するわけでもなく、ポツポツと明るい星しか視認できない私は、お借りしたレジャーシートに友達と2人で寝転んで、友達のガイドで北斗七星探し。

これまたお借りした双眼鏡で、星を探す。
星を見つけたところで、北斗七星のどの星なのかわからない(笑)。
でも、ミザールを発見!

ミザールは、兵士の視力検査に使われたという星。
2等星のミザールのすぐ近くに4等星のアルコルがあって、視力が良い人だと肉眼でも見つけられます。

そのミザールを頼りに、柄杓の柄の先から「1、2、3…」と星を辿っていって、かなり時間はかかりましたが、無事、北斗七星を制覇!
これがめちゃめちゃ楽しくて、この楽しさを多くの人に知ってもらいたいなぁ〜♡と思いました。

視力の良い人ならパッと夜空を見上げればすぐに見つけられるけど、視力が悪い私でもこうして楽しむことができるのです。

その後は、うみへび座の頭探しチャレンジ。

双眼鏡の視野に収まるくらい、コンパクトに星がまとまっています。
「多分あれじゃないかな〜」というのを発見した後、答え合わせをしてもらって見事正解!
こういった双眼鏡での楽しみ方も教えていただきました。

かに座の甲羅部分も双眼鏡の視野に収まる大きさらしいので、今度探してみようと思います。

☆☆☆☆☆☆☆

語彙力なさすぎて言語化できないくらい、とにかく楽しかったです。
仲間と一緒というのも大きかったと思います。

昨日は実家に行ってきたのですが、北東から南にかけて空が見やすいので、1人で天体観測。
と言っても、双眼鏡も望遠鏡もないので、ひたすら目を慣らしてから肉眼で。

星座早見盤アプリで確認しながらの観測。
前日の観望会の時よりは見えましたが、それでも北斗七星は全部は見つけられず、デネボラも厳しいなぁ…、あれがレグルスかなぁ…といった感じ。

しかし、これがまた楽しい!
私は本当に星を見るのが好きなんだなぁ〜と、改めて思いました。

☆☆☆☆☆☆☆

その後、義兄とお話ししていたのですが、義兄は無趣味な男。
星にもそれほど興味はない。

私の話を聞いていても、「それの何が面白いの?まぁ、〇〇ちゃんが楽しいならそれでいいと思うけど」みたいな反応(笑)。

それでもブラックホールの話とか、義兄の方から振ってきたので全く興味がないわけでもないらしい。

無理強いする気はないとはいえ、星や宇宙を楽しんでもらうため、その魅力に興味を持ってもらえるように伝えるのって本当に難しいなぁと思いました。

ひとまず、SNSか何かで宇宙雑学に触れて少し興味を持ったらしい姪に、『14歳からの宇宙物理学』と『宇宙の教科書』を貸す約束をしたので、そちらから攻めてみます(笑)。