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UNIQLO U 2022SS 全型エスパーレビューをしてみる

今日は昨日公開されたUNIQLO U 2022SSの全型エスパーレビューをしていきます。もちろん発売日はまだ先なので(先行で発売されている物もありますが)、商品画像と素材とサイズ表からだけで考えるエスパーレビューです。あしからず。自分用のメモとも言います。

で、結論から先に言ってしまうと今回これは絶対に欲しい!!って物はなさそうです。僕の嗜好もまああるんですが。ビビットなカラーとか2年前ぐらいにはあったはずですけど、ここ最近ずっと中間色が多いですね。ぱきっとした色が結構好きなのでそこらへんでもズレが生じてます。後述しますけど、クライミングショーツのピンクとかは良いかも。

一応☆5段階の評価で。悪い~良いな感じ。ただレビューの傾向は上で述べたように。欲しい欲しくないだと全部欲しくないになっちゃうのでまあ仕方ないですね。

というわけでやってみましょう。
今回は29型です、年々型数は少なくなってますね。どういう流れなのかは分かりませんが。

(商品画像からUNIQLO公式の商品ページへ飛べます。)

※クルーネックTシャツ(半袖)・ストライプTシャツ(半袖)・クルーネックTシャツ(長袖)は省略します。

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【アウター】


・ステンカラーコート

¥12,900-

★★★★☆

毎回出てきますね、ステンカラーコート。今回は2021AWと比べると身幅肩幅裄丈は変わらず着丈が長くなってますね、よりカジュアル使いがしやすくなった感じでしょうか。UNIQLO Uの前回から続くコンセプトして通勤・通学がしやすくなるようなデザイン、っていうのがあるみたいでこれもサイドに深くスリットが入ってて自転車通勤に使うのを想定してそうですね。

・今回のコレクションには、通勤・通学が快適になるようデザインされている服がいくつかありますが、その特徴を教えてください。実際にどうやって通勤されていますか?

人々の行動パターンも変わるものですね。パリのような大都市では、自転車が増え、これまでの通勤手段に大きな変化が生じています。私自身も自転車で仕事場まで通っています。短~中距離くらいを移動するのに簡単で健康的なのは自転車です。同僚たちも同じように考えています。実際に、実用的なバッグや丈の長すぎないコートなどのデザインに取り組む中で、サイドにスリットを入れたり、フードを付けたり、工夫を凝らしています。

UNIQLO公式:デザイナーインタビュー(LINK

らしい、です。
まあ正直日本だと都会は電車・地方は車通勤が基本で自転車って通学のイメージが強いのでここらへんは海外の思考だなあと僕は思うんですが…。ただスリットを入れることでバサッと羽織る時に動きが出るのでそれはそれで良さそうです。

あと気になるのが素材感ですね。結構商品画像を見るだけでも玉虫色感が出てて、これは結構良さそう。2021AWまでは出てたレディースのトレンチコートもそうですけど、意外とUNIQLOはこういうの得意っぽいのでここらへんは要チェックですね。


・トレンチコート

¥12,900-

★★☆☆☆

着丈長め、身幅広めでリラックスフィットなトレンチコート。ボタンがダブルじゃなくてシングル仕様、エポレットなし、ガンフラップなし、袖を絞るベルトもなしで結構ミニマルなデザインにして使いやすくした印象。襟元をチンストラップで留めるディティールは残ってるみたいです。

面白いのはグレーかかったナチュラルカラー。珍しいですね、UNIQLOがこういうカラーをトレンチコートで出すの。取り入れるのには難易度高めですが…。2色展開でもう一つはダークグレー。こっちは普通に使いやすそうですね。

懸念点としてはナイロン100%の素材感。最悪カッパですからね、こればっかりは見て触らないと分かりませんが。ボタンも正直安っぽそう…変えればいい話ではありますけど、気になりそうではあるので。ベルトの留め具も怪しいです。ここらへんの小物のディティールがやっぱり弱いイメージあるので(値段を考えたら仕方ないことではありますけど)、要チェックですね。


・リラックスフィットテーラード ジャケット セットアップ可能

¥7,990-

★★☆☆☆

毎回展開する定番のジャケット。いつもならフォーマル寄りとカジュアル寄りの2型展開ですけど今回はカジュアル寄りだけみたいですね。3つボタンでパッチポケットが付いたリネン混の素材なので、カジュアル向きだと思います。

いやー惹かれないですね…、毎回そうですけどこの素材はシワが気になります。店頭でハンガーにかかってる状態を見るとよく分かるんですけど、今回も同じような感じがします。あと、最近の流れだとテーラードジャケットを単体で使うことってあんまりないと思うのでセットアップとして下もセットで使うことを考えた時、下がいつものワイドフィットなテーパード型っていうのも…。ボトムスの方でも触れますけど、この形はもう面白みがなくて…うーんどうなんでしょう。ワイドパンツを採用するくらい振り切ってくれると面白いんですけど、大衆向けのUNIQLOですから仕方ないところはありそうです。

カラー展開も黒・ダークグレー・カーキと、2021SSにあったワインカラーみたいな外しもなく普通…。せめて1色ぐらい遊んでくれても良いような気がします。


・オーバーシャツ ジャケット

¥6,990-
¥6,990-

★★★☆☆

デニムとコットンポプリン素材の2型で展開するカバーオール。
まあこれはワークウェアが好きな方には良さそうなんじゃないでしょうか。ちょっとコットンポプリン素材の方は見る限り薄手なので、そこらへんは好みだと思いますが。一応内ポケットも付いてるので、物凄い薄いってわけでもなさそうですけど。

リネン混のデニムの素材感が気になるところですけど、総じて普通そう。


・オーバーサイズフーデッド ブルゾン

¥7,990-

★★★★★

なんとなくこれが1番人気でそうですね、フード収納型のブルゾン。
前面と背面にあるベンチレーションのデザインとか、綺麗に襟が立ちそうなスタンドカラーとか、両サイドの裾にあるドローコードとか、古着のナイロンブルゾン的なスポーティな感じで使えそうです。

カラー展開も黒と淡いパープルで、どちらも良さそう。こういう淡いパープルは良いですね、

ただ1番気になるのが素材感、ナイロンかと思いましたけどコットン100%なんですね。詳細にも書いてある通り超軽量のコットンらしいのでシャカシャカ感が強そう。で、その割には7,990円という価格。ちょっと割高かなあ…。


・リブ ブルゾン

¥5,990-

★★☆☆☆

大分特殊なものを出してきましたね、MA-1を元にしてるのかと思ったら商品説明には「伝統的なトロピカルツアージャケットにインスパイアされ…」との文章。トロピカルツアージャケットが正直何を示しているのか調べても分からなかったので、とりあえずスルーしますけどそれを置いといても特段欲しいとはならなさそうなアイテム。

袖のリブとか、大きめのボタンの悪目立ち感とか、個人的にはチグハグな感じが否めないですね。着用画像だと、コートの下に着込んでレイヤードさせてるので1枚で着るよりそういった用途を想定してるんでしょうか。ただそのためだけに6,000円払うのは考えどころですが…。同色でレイヤードさせてるのは格好良いんですけどね。


【セーター・カーディガン】


・3D クルーネックセーター(長袖)

¥3,990-

★★★★☆

リネンと綿混合のサマーニット。これはもう先行で発売されてますね、まだ実物は見てないですけども。
ざっくりした編み目で、結構使いやすそうです。特にナチュラルとか、絶妙にグレーかかった感じが良さそうですね。

ただラグランスリーブで肩が綺麗に落ちる仕様なのは良いんですけど、明らかに他のニット・カットソーと比べて袖が長そう。2021AWでも思いましたけど、UNIQLO Uのニットって袖長めが標準になりそうですね。モデルさんの着用サイズが書いてないのがかなり不親切な気がしますけど…、ジャストなサイズ感で買うのが良さそう。175cm 66kgの僕ならLサイズかなと思います。

他の懸念点としては洗濯を重ねるとどうなるかってくらいでしょうか。一応洗濯表示だと手洗いなので、そもそもそんなに洗うなって話でもありそうですけど。


・フレンチリブカーディガン

¥3,990-

★★★☆☆

2021SSにも展開してたスウェットカーディガンに似てますね。前回はかなりハリ感のある生地でしたけど、今回は編地が商品画像からでも分かるのでニット寄りな雰囲気で柔らかそうな生地に見えます。

まあレイヤード用でしょうか、公式のスタイリング画像みたいな使い方は格好良いです。

うーん、格好良い。ちょっとしたオーラリー的な雰囲気も感じます。


・ニットポロシャツ(半袖)

¥2,990-

★★★☆☆

2021SSにも展開してた3つボタンのポロシャツ。ただ今回は綿100%で身幅も狭く袖も短いジャストフィットに寄せたような感じ。
前回のサイズ感(身幅広め袖長め太め)がかなりちょうどよかったので、正直微妙そうです。まあこういうジャストなサイズ感のポロシャツにワイドパンツ合わせるのとかも好きですけども。使いやすさとしては前回より落ちてますね。


【シャツ】


・オーバーサイズストライプシャツ(5分袖)

¥2,990-

★☆☆☆☆

太めのストライプが特徴な半袖シャツ。
まあ個人的には半袖シャツって着ないなのでなんともと言った感じですけど、ストライプが太いせいでパジャマに見えそうな気がします。あと襟がちょっと大きい…かな?総じて難しそうなアイテムに見えます。


・コットンリネンシャツ(レギュラーカラー・長袖)

¥3,990-
¥3,990-

★★★★☆

コットンリネンのレギュラーカラーシャツ。無地とストライプの2型展開。
これは普通に使いやすそうですね、ちょうど良さそうなシワ感でカジュアル見え。まあ着丈がちょっと長いかなあ…って感じですけど、タックインも想定してるみたいですね。いつもの定番の型で、胸ポケが少し下に付いてるのもいつも通りです。

カラーはどれも良さそう。無地のダークグレーとか、黒シャツほどカチっとしてないしシワ感も良い塩梅になりそうで。


・リネンブレンドオーバーサイズシャツ(5分袖)

¥2,990-

★★★☆☆

半袖シャツ。今年はオープンカラーシャツはないんですね。
レーヨン・リネン・コットンの混合素材で結構テロっとした素材感になってそうですね。ストライプの半袖シャツはコットン100%でハリ感があってつかいづらそうでしたけど、これは落ち感がありそうで使いやすそうです。

3色展開ですけど、どのカラーもうーん微妙そう。UNIQLO Uらしいカラーですよね、個人的には使いづらく感じちゃうんですけども…。


【Tシャツ・スウェット】


・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)

¥1,500-

★★★★★

表地がコットン、裏地がエアリズムのUNIQLO U大定番のTシャツ。
大定番すぎて春夏・秋冬関係なく展開してますね、今回は12 PINKと54 GREENと74 PURPLEが新色みたいです。

まあ夏の無地のTシャツならこれってくらい使いやすいんですけど、白と黒とエクリュ(ライトグレー)以外は正直うーん、エアリズムのせいなのか微妙に思えてきました。正直中間色を表現するには微妙な素材な気がします。もっと鮮やかな色なら相性が良いと思うんですけども…。

あと特に前作と変わってなければ汗染みが結構目立つので、こういう74 PURPLEみたいなカラーを着る時はそこらへんが心配ですね。


・オーバーサイズニットTシャツ(5分袖)

¥2,990-

★★★★☆

コットン100%のハイゲージなニットTシャツ。
生地の質感と発色で良いにも悪いにもなりそうなので、正直なんとも言えないですけどこういうオーバーサイズなニットTは柔らかい素材感で肩も落ちて使いやすそうですね。ケア面だと洗濯表示が手洗い推奨なので、真夏に使うことを思うとちょっと面倒そう。


【ボトムス】


・ワイドフィットテーパードパンツ セットアップ可能

¥3,990-

★★☆☆☆

ジャケットのセットアップの下の方。
いつも通りなワイドフィットでウエストにゆとりを持たせて、裾に向かってテーパードしていく形。うーん普通ですね…しかも今回は股下短めでアンクル丈を意識していそう。今はやっぱりフルレングスぐらいが丁度いい気がします。総じて普通で、せめてタックでも入ってれば違かったと思うんですけど。シワの付きやすい素材だと思うので、そこらへんも気になりますね。


・セルビッジ レギュラーフィットジーンズ

¥4,990-

★★★★☆

UNIQLO U定番のセルビッジデニム。いつもはネイビーだけですけど、今回はブラックとホワイトが追加されましたね。ブラック結構良いんじゃないでしょうか。

サイズ感としては2021AWのレギュラーフィットジーンズと完全に同じ寸法なので、形は良さそう。ノンウォッシュとウォッシュドのデニムだと、生地の柔らかさが違うので履いてみないと分かりませんけどね。

唯一違うのは3,990円から4,990円の値上げ。UNIQLOは今年の春夏から定番モノ(パーカーとか感動パンツとか)が1,000円値上げしてるので、これもそのあおりでしょうか。原材料の高騰やら人件費の上昇とかまあ色々あるんでしょうね。ここらへんは受け止めるしかありませんね。


・レギュラーフィットジーンズ

¥4,990-

★★★★☆

定番のウォッシュドのデニム。これも2021AWのレギュラーフィットジーンズと完全に同じ寸法なので、ちょうどいい太さのはずで使いやすそうです。
これは加工感が違うだけだと思うので、2021AWのレビューnote貼っておきますね。


・ワイドフィットベイカーパンツ

¥3,990-

★★★★☆

前面に大きなパッチポケットが付くのが特徴なベイカーパンツ。
ミリタリーパンツにインスパイアされたって書いてあるので、順当に考えて米軍のベイカーパンツ(ユーティリティパンツ・ファティーグパンツ)のことでしょうか。ケツポケがフラップポケットならより近付きましたけどね。コスト的に難しいか。

これはかなり良さそうですね、UNIQLOに珍しいくらい太くて使いやすくなるように若干テーパードが効いてて。まあ履いてみないと分かりませんが。ステッチが効いてて綿100%なので、洗濯後のパッカリングも良さそうです。


・フレンチリブパンツ

¥3,990-

★★☆☆☆

フレンチリブカーディガンとセットアップになるイージーパンツ。
見る限りニットパンツっぽい感じでしょうか。タックも何もない本当に普通のパンツですね、こういうイージーパンツは履かないですねえ…ちょっと情報量が少なすぎて。あとあんまり薄手でも安っぽく見えて嫌ですね。

今回いつも定番で展開してたスウェットパンツとパーカーがなくて、その代わりにこれなんでしょうけどうーん…。スウェットパンツの方が良かったですね。


・ワイドフィットジョガーパンツ

¥3,990-

★★★★★

2021SSからずっと展開してるガッツリ太めのジョガーパンツ。
色も4色展開で最多で力入れてる感が伝わってきます、実際売れてるんでしょうね。サイズも前回はXXLまでだったのが今回は4XLまで展開してるので。街で履いてる人は中々見かけませんが。

2021AWと比較すると、股上が更に浅くなってますね。段々普通のサイズ感になってきましたけど、その分サイズ展開を幅広くした感じでしょうか。ただウエストはゴムなのでサイズアップにも限度がありますけど。

色に関してはナチュラル良いですね、こういう軍パンがソース元なパンツは白系が意外と使いやすいです。元々無骨なイメージが強いので。ダークグリーンも実物次第では良さそう…黒は定番ですね。ベージュは野暮ったく見えるので難しいですが。

2021AWには片方にポケットが付いてる謎ディティールでしたけど、今回は省略されてますね。そのせいなのか、価格も4,990円から3,990円に値下げ。本当にポケットで値上げしたのか、この色とサイズの豊富な展開による大量生産で価格を下げられたのか。どちらにせよ今回1番売り出そうとしてるようには見えます。予想ですけどね。


・クライミングショーツ

¥2,990-

★★★★★

何かしら一型は出すショーツですけど、今回はグラミチで有名なウェビングベルト付のハーフパンツ。股にもガゼットが入ってるので、ここらへんもクライミング用のパンツ特有のディティールを踏襲してますね。

結構ちょうど良さそうな裾幅・長さでこれは安定して使えるんじゃないでしょうか。色もどれも使いやすそうな4色展開。かなりアウトドア感が強い物なので、ピンクとかで遊んでみたいです。街着としては合わせ方次第になりそうですけど。


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そんな感じですかね。
7000文字くらいになりました、がんばった。
参考になりましたら幸いです。

今年は+Jがなくなるので、UNIQLOのメンズコラボラインとしてはUとJWアンダーソンしかありませんが(White Mountaineeringは不明)…何かしら新しいのがあると面白いですね。
今年こそ本当に欲しい物を見極めて買い物が出来るようにがんばりたいと思います。

おわり。

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