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旅する春と新年度

春休みも、あと少しで終わり。

数日前には、家族みんなで伊勢に行ってきた。
桜がいつも満開なのだけど、今年は開花が遅めで見頃はもう少し先……と思っていたら、ここ数日で一気に咲きはじめた。
もうほとんど満開。
桜の咲く時季に曇ることを花曇りと言うけれど、曇ると桜の見頃も延びるんだとか。
散ってしまう前に、近くで愛でる時間がとれるといいな。

毎年おかげ横丁界隈にしか行かないけれど、今年は伊勢神宮まで足をのばした。
(本当にたくさんの人!)
暑いくらいの陽気。
境内は大きな木がたくさん植っていて、いつもとても神聖な気分になる。その場にいるだけで、すごいパワースポットだと分かる空気感。
前に訪れたのは、約5年前。
そのときはベビーカーを押して行ったっけ。
その子がもう新一年生だなんて。
時の速さにビックリしてしまう。

お参りをすませて、ふたたびおかげ横丁へ。
五十鈴川沿いでは桜まつりが開催されていた。
通りに酒屋さんがあって、そこでいつも梅酒を買うようにしてる。
冷やし甘酒が売っていて、お店のなかでいただく。暑い日だったから、とても美味しかった。
甘酒は本来、夏の飲み物だったことも同時に思いだす。
子供たちはアイスクリームをぺろり。
テイクアウトできるお店がたくさんあって、いろんなものを食べ歩くのも楽しい。

スヌーピー専門店やミッフィーのお店もあって、娘は琥珀糖を、私はマシュマロを買った。
ミッフィー型のどら焼きも可愛かった。


食べるのがもったいないくらい


旅行に行くと、いつもお腹の配分を考えなければいけない。
あれを食べたいけど、そうなると晩御飯が入らないかもしれない、とか…
私はこれを食べたいけど、子供たちの残りを食べることになるから、頼まない方がいいかも、とか…
考えても結局、満腹になってしまう。


おかげ横丁は猫がたくさんいる


ホテルにチェックインして、お腹を空かせるために早めに温泉に行く。
これも年に一度の贅沢。

今回は初めて行くホテルだったけど、とても洗練されていてお洒落な場所だった。



いつのまにかインターチェンジまで作られていて、アクセスしやすかった。
なんと車中泊もできるらしい。
食べるところがたくさんあるから、今度は素泊まりでもいいねと話しあう。
そして何より、晴れてる日でよかった。

夜は照明を落としてあって、おかげでたくさんの星を見渡せた。
(黄色い暖かな光に、勤め先の図書館を思いだす)

帰りがけに、桑名の多度大社へ。
ここも数年ぶりにお参りした。
多度大社で祀られているのは天津彦根命という神様で、天照大御神の御子神にあたるらしい。

古くから「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」と謡われるとか。


滝がきれいだった


旅行は楽しいけれど、帰ってくるといつもホッとする。

そして、いよいよ新年度。
自分のペースでひとつひとつ、進んでいけたらいいと思う。



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