見出し画像

将来の映画監督が留学で学んだこと

こんにちは!スタトラのりこです!

皆さんコロナウイルスによって余った時間は有効活用できていますか?ぜひこの記事を読んでご自身の視野を広めてみて下さい。

今回はアメリカのコミニティカレッジに留学されていらっしゃるYutoさんのお話を伺いました。

1、プロフィール

お名前:Shimizu Yuto さん

画像9

留学先:アメリカ、カリフォルニア、ロサンゼルス

出身:岐阜県

ご将来:映画監督

高校を二年生で退学し、その後1年間東京にある語学学校で英語を勉強したのちアメリカに留学されました。

画像1

2、どんな留学をしたの?

Q 高校を中退してまで留学することに関して周りからの批判などはありましたか?

A 親に映画監督になるために留学したいと打ち明けた時、留学に関しては賛成してくれましたが、「高校を辞めてまで今すぐ留学する」ことに関しては反対されました。両親は「留学するのは今やるべきことをしっかりこなした上で留学するべき」と言われました。 でもその時に私はこの高校三年生を日本で過ごすのがもったいないくらい今すぐにでも留学に行きたかったです。なのでなんとか親を説得して留学を決断しました。


Q 留学の目的はなんですか?

A 映画監督になる為ですね。自分の人生の目標は「映画監督」なので、それに向けて今は少しずつ映画に関して学んだり、英語を学んでいます。


Q 今後のビジョンや予定を教えてください。

A あと1年でコミカレを卒業予定なので、それからトランスファーいう4年制の大学に編入するアメリカでは主流のシステムを利用する予定です。なので今はそのために、GPAというアメリカでの成績を高くとって、映画学で有名なロサンゼルス大学に編入しようとしています。

アメリカのコミカレから4年生大学に編入することに関してはこの記事が分かり易く説明してくれています。

https://www.ryugaku.ne.jp/twoyear/knowledge/trans

画像2


3、留学の価値って?

Q  実際に渡航してみて、行く前に考えていたイメージと違っていたことはなんですか?

A 映画監督を目指しているだけあって、多くの洋画を見ていました。その洋画やアメリカの映画で見る「アメリカのイメージ」って凄く楽しそうでみんな陽気なイメージがあり、渡航してみてみんなフレンドリーで映画と同じような点もあるんですけど、それはあくまで表面であって、裏では「貧困格差」「人種差別」「ホームレス問題」など映画では見せられていない裏の部分を感じさせられました。


Q ここ数週間で問題になっている「人種差別」の問題に関してアメリカで過ごしていらっしゃるYutoさんが感じることは?

A 黒人差別のテーマって今様々な意見が飛び交っていて、どれが正しいなど判断がつかない状態になっているので… もちろん黒人差別は絶対にいけないことですし、僕はプロテストを主張している側ですけど、ただ今デモが暴徒化してモノを盗んだり壊したり火をつけたり 一部に過ぎないですが、実際起きていて、どれだけ彼らの正義に従ってデモをしていても結局それはやってはいけないことなんですね。ですから今、デモを辞めて投票しようという動きが高まっていますね。
ただ、デモに参加している人や警察の全員が全員間違っていたり、悪い人ではないのでそこに関しては理解が必要です。まとめると、客観的になってしまいますが、とにかく平和が大切ですね。

Q 渡航して自分が持っていたイメージと同じだったことは?

A フレンドリーさ、人の温かさですね。アメリカに来てから路上ライブとかスカイダイビングとか破天荒なことに挑戦したんですけど、その中で通行人がみんな温かいっていうか。そのような特別な時だけでなく日常でもみんな温かくて、学校の生徒も友達もみんな優しくて、英語で上手く表現できなくても「いいよ!いいよ!」と言ってくれたり、ウェルカムな人も多くて、知らない人でもフレンドリーに接してくれる点が想像と同じだったイメージですね。

画像3


画像4


Q 学校の先生と生徒の距離感は日本と比べてどうですか?

A もちろん人によって違うんですが比較的、日本と比べると接し易い方が多いですね。日本の大学に通った経験がないのでわからないですが、クラス後も会話がたくさんあったり「先生と生徒」という関係ではなく仲良くなれます。


Q 留学で苦労したことは?

A 英語ですね。授業で成績を取るのがやはり難しく、無茶苦茶勉強しても成績がわりことってもちろんあるんですね。その度に落ち込んで、「俺ダメだ」と思います。あとは学期始めのクラス登録が大変です。というのも、良い大学にトランスファーしたい人はGPA(成績)を高く保たなければならないので、留学生に対して優しい成績を高くつけてくれる教授を探す必要があるので。


Qコロナの影響で帰国を考えましたか?

A 僕はあまり考えなかったです。周りの日本からきた留学生は帰国したケースもあったんですけど。7割は帰国しました。もちろん帰国していく生徒を見るたびに、日本食や友だちも恋しいので帰りたいとも思いながらも、モチベーションの面でアメリカにいると自然と「頑張ろう」って思えるんですね。でも帰国してしまうと地元も田舎で何もすることもないんでモチベーションが下がってしまうような気がして、アメリカに残る道を選択しました。


Q 留学で楽しかったことは何ですが?

A コミュニケーションスタディーという授業を取っていて、そのクラスはプレゼンやスピーチが課題で、英語が話せないからいつもスピーチがダメダメで拙い英語で頑張っていました。ですがその教科の授業で、「今までの授業全部を通して学んだこと」というテーマでスピーチをするという課題が出されました。その時に自分の出来る限り最高の英語を使って言いたいことを言い尽くしたら、自分のスピーチが終わった時だけ大きな拍手をもらえて
みんなは「これがコミュニケーションなんだ」という感じで拍手を送ってくれて、その時に英語が上手くなくっても情熱が大切なんだと気づいた時ですね。

画像5

Q 留学に行く前に不安だったこと

A やはり英語ですね。いい成績を取らないと行きたい大学に行けないので。
逆にそれ以外の不安はありませんでした。 留学の出発が近づくにつれて楽しみになってきて。これは日本人留学生も共通して感じているみたいです。どれだけ不安でも最終的には楽しさが勝ちました!


Q 現状の日本の留学に関しての問題点はあると思いますか?

A 経済的に余裕がある人のみしか留学に行けないことですね。留学の奨学金が出る制度っていうのも結局は学業の能力を重視されがちなので、もっと恵まれていない人のも夢を追いかけたい人はいるので、そのような人にも機会を与えられればいいと思います。頭の良さや学歴を見るのではなく、その人がどれだけ頑張ろうとしているのかを評価して欲しいですね。


Q 留学の価値って?

A 「人脈」が手に入りやすくなること。アメリカには日本の規模ではないくらい凄いことをいてる方がたくさんいて、そんな方との人脈が手に入りやすくなります。あとは「世界が広がる」ことですね。今までの自分が持っていた考えがいかに浅はかでちっぽけだったのかしみじみと感じることができると思います。
いろんな価値観や文化を持った人と触れ合えるので。

画像9

画像7

画像8

4、まとめ

Yuto さんの留学体験記はいかがでしたか?

今回、通話でのインタビューをさせて頂きましたがとても気さくで、本当に私が抱いているアメリカのフレンドリーというイメージをそのまま受けている方です。

そんなYutoさんはYouTuberとしても活動されているので是非チェクしてください!!

https://twitter.com/chuckyuton 


またこの記事にいいね!もよろしくお願いします。

スタトラではこのように留学体験記以外にも様々な留学に関する情報を発信していたりイベントを開催しているので是非InstagramやTwitterもチェックして下さい!




この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?