見出し画像

【傷ついたヒーラー】noteを始めた理由・noteでの出会い

卵巣癌ステージ4で非日常へ

2018年・10月の終わりごろ、卵巣癌ステージ4の診断を受けたときから、七転び八起きしながら積み重ねてきた「日常」が一転、わたしにとって非日常と感じる闘病生活を余儀なくされました。入院は高校生のときに一度、風邪からの胃腸炎をこじらせて10日間ほど体験しただけで、身体は丈夫なほうでなく幾つかの持病やアレルギーを抱えてはいますが、大きな病気とは無縁でした。

ふたを開けたらSNSだったnoteというサイト

noteを利用してみようと思ったきっかけは、わたしのスピリチュアルセラピストとしての活動を応援してくれている古くからの友人が、わたしの為にホームページを作ってくれる事になり、箱は何でも良いからブログ記事を書き溜めておいて欲しいという打ち合わせがあったからです。いずれホームページに置く為のブログ記事を書き溜めておく箱として、noteを利用してみる事に。noteについて、あまりよく理解しておらず、SNSの要素が強いサイトである事を今は理解していますが、まさかこんなにも様々な人と交流の機会を持てるとは想像もしていませんでした。

ホームページ計画を中止、noteとココナラに本腰を入れる

当初のホームページ計画ですが、友人は約束どおり有料サーバーを使って、素敵なホームページをデザインし、わたしに見せてくれました。けれども、noteを使いこなせるようになるにつれ、ホームページを持たなくてもnoteで充分では? と意見が一致し、素敵なホームページが正式に公開・運営されるには至りませんでした。ココナラというスキルを販売できるオンライン・フリマに登録して、noteの読者さんがサービスを購入してくださるシステムも、うまくまわり始めていました。

「大人こども(アダルトチルドレン)」のコミュニケーション事情

オンラインの場合

わたしはオンライン・オフライン共に偏屈な人間なので、SNSでのコミュニケーションにおいても度々、いさかいを呼んでしまう事があります。アダルトチルドレンっていうより、自分の事「大人こども」って呼んでいます。そんなわたしが現在、大切にコミュニケーションを楽しませていただいているnoterさんは極々少数です。素晴らしいかたばかりで、フォロワーさん達の存在がわたしの自慢のひとつです。

オフラインの場合

オフラインでは、ホームページを提案してくれただけでなく、フライヤーを無償で作ってくれたり、名刺作りにも協力してくれたり、ライフワークに関する協力以外にも彼女がわたしに出来得るすべてを提供してくれたと言っても過言で無かった友人と、距離を置く事に決め、泣きながら最後のメールを打ったのは、卵巣癌・初回闘病の終わりごろでした。東京と札幌でのやり取りでしたが(札幌へも何度か会いに来てくれました、フットワーク軽いふたご座さん)距離感が近づき過ぎて、お互いのウィークポイントが浮き彫りになり、息苦しい関係へと追い込まれてしまったのだと思います。

FC2ブログ「スプーン1杯分の魔法」

抗がん剤3クールの後に手術を受け、その後また抗がん剤3クールを経て癌治療は終わりを迎えました。その後はFC2にブログを構え、「Earth&Angels」という名前を決めて、人知れずブログを書き始めました。これまで日記調で書いてきたブログを、ノウハウ記事をメインとしたコンテンツへ、ステップアップする事に成功しつつあると自負しており、サイト名を「スプーン1杯分の魔法」に改題し、現在も亀さんペースで記事を投稿しています。

あまり長く生きられないとしたら、何をやっておきたいか?

今年2022年の1月に癌が再発したとき、もし治療がうまく行かず、あまり長く生きられないとしたら、何をやっておきたいか? 何を後悔してしまいそうか? 考え、東京の友人にもう一度連絡してみようと思いました。返信が届く事は期待せず、あの頃のお礼とお詫びを伝える為に。彼女は、わたしからのメールを歓迎してくれました。もう一度連絡をくれて本当にうれしいと言ってくれました。いつもちかちゃんの味方で居たいという気持ちは変わっていないと言ってくれました。そして、連絡を絶っている期間を経て、彼女は男の子を授かり、すっかりお母さんになっていました! ブラボー!!!!

卵巣癌再発で「非日常」ふたたび

癌治療を終え、ゆるやかに「日常」を取り戻しつつありましたが一転、腫瘍マーカーの数値が爆上がりした、それだけの事で、わたしの手元にあった筈の「日常」が、ふたたび遠くへ行ってしまった。ほんの一瞬で、闘病生活の世界に引き戻されたような感覚でいます。

このタイミングで、noteに自己紹介記事を書いてみたくなりました。

アルコール依存症を克服したアダルトチルドレン・セラピスト

わたしは傷ついたヒーラーです。自分と向き合う・自分の内面に深く潜って癒す事を、たくさん時間を費やしながら繰り返し取り組んできましたが、すべてが癒された完全無敵のヒーラーではありません。癒されていないヒーラーが他者に癒しを提供など出来ない、してはいけないのではないか? と迷う事もありましたが、経験したからこそ、深くまで潜ったからこそ他者に提供できる癒しがあるのだと気づきました。決して自己の傷を相談者に投影しないよう心掛ける、この点には細心の注意が必要ではあります。

傷ついたヒーラーに出来ること

共感するが、巻き込まれない。わたしはあなたの苦しみの感情に、一緒に潜る事が出来ます。けれども、あなたの感情の荒波に巻き込まれる事無く、あなたが楽に航海するための地図を手元にたぐり寄せ、新しい航路を提案します。

わたしはアルコール依存症を克服したアダルトチルドレン・セラピスト。
わたしは傷ついたヒーラーです。

おまけ 非スピリチュアルセラピー

元より、スピリチュアルに依存せず、しっかりと地に足を着けながらスピリチュアルを実生活に取り入れるセラピーの提供をコンセプトとしています。

追記 みんなの力でがんを治せる病気にする



この記事が参加している募集

自己紹介