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【備忘録】小売業、四つの転換点について

 “日本の小売業は大きな転換点にある。主役は、21世紀になって急速に広がったネット通販だ。人口減少に伴う従業員の不足や来店客の減少も、既存小売業の売り場を直撃している。
 とりわけ2000年前後に生まれた世代は、スマホを通じてサイバー空間の店とつながっている。開店時間も閉店時間もない。スマホには、過去の購買履歴から「あなただけのお薦め商品」の情報がアップされる。
----朝日新聞(記事名を忘れてしまったのでリンクなし)”

第四の転換点という、聞きなれない言葉を目にしたので、読んでみた。

要点
コンビニの二十四時間営業に破綻が出てきている
四つの転換点
  一つ。越後屋が17世紀に始めた現金売無掛値。たぶんデパートのこと
  二つ。ダイエーが始めたスーパー
  三つ。二十四時間営業を定着させたコンビニ
  四つ。ネット通販の台等。

・コンビニの二十四時間営業に破綻が??……という内容だった。別に二十四時間やらなけくてもいいんじゃないかという話は、以前から見かけた。夜明け前なんかは客なんて来ないから、電気代の消費が馬鹿にならないのだそうだ。省力化するのなら、二十四時間営業はするべきではないのかもしれない。ということは、深夜に簡易な医療品などを買い求めにいくことができなくなるのかな……。

四つの転換点
 一つ。三越デパート?の前身、越後屋が17世紀に始めた「現金売無掛値」。
 デパートの元祖だ。その名残というか跡地は、いまも東京に残されてある……んだったか取り壊されたんだったか。パッと調べて出てこなかったので、調べるのをやめました。

 二つ。ダイエーが始めたスーパー。高度成長期の大量消費時代を支えた。
ダイエーは現在はイオンに買収されており、そのイオンは全国各地にある。形を変えて、私たちの生活の基盤になっているようだ。現代人のほとんどはこういった、生活に必要なものがほぼなんでも揃うスーパーが近くになければ、生活が難しいんじゃないだろうか。

 三つ。二十四時間営業を定着させたコンビニ
 売っている品はちょっと高めだけど、本当にどこにでもあるから重宝する。深夜の電車帰り時なんか、家まで帰り着く間にコンビニがあれば、ありがたい。ありがたかったのだけども、これが有難いものになってしまうというのか……。

 四つネット通販の台等。 以前の備忘録にも書いた「アマゾン・エフェクト」という言葉の通り、今自分では通販でなんでも揃ってしまう。野菜も売っている。利用したことないけど。本当に、便利な時代になったものだ。


 小売業界の勢力図が以前に、売り方が変わってきている……と、記事に書かれてあった。
 “アマゾンなどのプラットフォーマーという異次元の世界からきた相手と競わなければならない”のだそうだ。異次元か……。たしかに、大企業という言葉では言い表せないくらい、大きな組織だ。そしきというか、基盤? バブル崩壊時のように店舗閉鎖と人員削減だけでしのぐことができるのだろうか。

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