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南セブ島1泊2日の旅(Moalboal編)

2日目の目的地はMoalboal(モアルボアル)です。

1泊したホテルはLOVE'S Beach & Dive Resortさん。

よくも悪くもフィリピンらしさがあったけれど、海辺のホテルなので景色はとてもよかったです。

Moalboalではシュノーケリングをします。そのため、皆とに向かうのですが、、、

このまったりとした雰囲気!低い山が連なっている感じ。日本だと見られない景色だなあと感じつつ、

船に向かいます。

目的地の島は、実は初日の写真にも載せてて、

ここのちょうど真ん中に写っている平べったい島、、、写真だとまるでテーブルの上に乗っているような部分、ここが目的地でした。

ただ、残念ながら島には上陸はできないみたいで、、周辺でシュノーケリングです。

風が強く、雨も降っていた日だったので、結構船も揺れていました。

近くに来ても普通の海。って感じ。でも、

近づいてみると水の透明度はすごい!泳げる範囲の水深は、3~5mくらいかな?水は透き通り、空気中にいるのと変わらない見え方でした。

中には熱帯魚がたくさんいて、まるでニモの世界に潜り込んだかのよう。(映画のチョイスが古い…)

神秘的な世界を垣間見ることができて、本当に来れてよかったなあと思ったのです。


ただ、同時に環境についても考えてしまった。南セブはきっとセブシティほど裕福な場所ではない。

「自然が豊か」といえば聞こえはいいけれど、道路は舗装されておらず、ほぼすべての施設が森の合間にある。インフラ投資がされていないということは仕事も豊かではなく、必然的に収入も少ないだろう。

実際、語学学校の先生たちと話していても、「南セブには仕事がなかったから、セブシティで仕事をしにきたんだよ」という人もいる。

南セブが「日本にはない自然」や「セブシティの喧騒から離れる」で有名になればなるほど、裕福さへのハードルは高くなる。インフラが整わない地域で「環境に配慮した開発」なんてできるのかな。

日本だって、昔は公害をばら撒いていて、その反省やそこで得た知見があるから環境と開発の両立ができるのだろう。

SDGsは不要だとか、環境なんて後回しだ、なんていうつもりはない。だけど、何の規制もなかった時代に発展した国の一人の国民ができることって何なのだろう。

きっと私はセブが大好き。そこに住む人たちにたくさんお世話になったし、その人たちに豊かになって欲しいな、と思う。その一方で、この自然をもっと先の世代にも見てもらいたいと思っている。

その二つは、矛盾する思いになるのかな、という問いが残る旅行でした。

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