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英語リスニング力の底上げ方法を考える

ワーホリでカナダに来て4ヶ月。もう1/3を過ごしてしまったんだ…という驚きと、何も成し遂げていないという焦りとの間にいます。

その原因は何だろうな?と思うと、やっぱり英語力の壁です。

韓国や中国から留学で来た人たちと話すのはある程度快適で、丸一日一緒に過ごしても全然平気。

だけど、数時間の仕事でもメキシコや南米出身の、つまりスペイン語圏から来た人と話すと、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。カナダ人とご飯に行くと、1時間程度でも全然話せなくて申し訳ない気持ち。

ネイティブはもちろん流暢な英語を話せるし、「スペイン語は英語に近いから、日本人に比べたら学習しやすいんだよ〜」(本人談)らしい。

うらやましいなあ…英語力…と、悩んでも仕方がないので、英語力向上のためにどのような勉強がいいかなと考えた結果をまとめます。

○ 音読

言わずと知れた語学学習の軸となる音読。一般的にはやや簡単だと思えるレベルの教材が好ましいと言われています。

2年前に購読していたラジオ英会話の雑誌がKindleに入っているので、このセンテンスを音読しています。1レッスン30秒程度で音読できるので、10回読んでも5分で終わり。単語の意味や構文を意識的に取るときもあるのですが、それでも1週間分の教材の音読で30分程度

昔は暗唱できるまで読み込もう…!とか思っていたのですが、ハードル高すぎて嫌になるので継続を優先。効果のほどは、、、数ヶ月後に明らかになるといいな。

覚えなくてもいい代わりに、どこの音がつながるはずで、どこの音が落ちるはずだ、というのを確認、意識して音読しています。

ラジオ英会話の暗唱の代わりに暗記対象となったのが、次の瞬間英作文。

○ 瞬間英作文

有名どころだとベレ出版の教材が挙げられます。大学時代に買って本棚にしまったままの記憶があります。

ただ、使っているのは、ラジオ英会話と同じ著者の大西泰斗先生の『一億人の英会話』です。

紙の本は日本においてきていたのですが、音源はスマホに入れており、例文一覧は東進ブックスのアプリで無料で見られるので愛用しています。(参考:東進ブックスSTOREアプリを使うべき理由

無料だとアプリから日本語訳は見られませんが、例文のレベルはそれほど高くないので問題ありませんし、紙の本からダウンロードできる音源には日本語訳がついています。

例文と音源を見て日本語訳を確認し、ひたすらアプリの例文を暗記します。

ただ、無味乾燥に覚えるのではなく、例えば

I warned you not to be late.

大西-泰斗『一億人の英会話』(P82)

という例文なら、途中で意味上の主語が I から you に、動詞が not be late に変わっている感じを抱きつつ、その感覚を受け入れるようなイメージを大切にしています。

(Amazonの中身イメージから例文を取ってきたのですが、紙の本には一つ一つ解説がついているんですよね…ちゃんと読んでくればよかった)

○ ELSA

発音トレーニングアプリのELSAを最近は愛用しています。

昔、英語耳を読んで練習したときにTOEICのリスニングが爆上げしたことを思い出したため、発音矯正に再び臨みました。

これの嬉しいところは、デイリーレッスンを毎日提供してくれること。とりあえずこれやっとけばOKという、ズボラな私には最適なアプリです。

それをこなす中で、自分が苦手な音が分かります。

例えば私は r の発音が苦手だと自覚しているのですが、実際にELSAからも r のところだけ真っ赤になって発音できていないことが指摘されます…。

また、自分の発話も自動で録音されるので、「発音しているつもりの音」と「実際に発音されている音」の違いも自覚できるのが嬉しいところ。

問題点としては、ネイティブ度○○%と表示されるので、完璧主義が炸裂するとなかなか進まないところ…。カナダ人と話したら、「75%程度でも分かるよ」と言われたので、75%取れたら先に進むようにしています。

また、私の場合は先に述べた音読や瞬間英作文では、フィードバックを得られないため、ELSAは必須だと考えています。

イメージとしては、

1. ELSAで音を理解し、正しく発音できるようにする。
2. 音読で正しい音を定着させる。
3. 瞬間英作文で表現の幅を広げる。

と言ったところでしょうか。

他にもこんな勉強で英語でのコミュニケーションが楽しくなったよ!というものがあれば教えてくれたらうれしいです!

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