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人生で失敗しない方法

カナダに来て6週間。

語学学校に通いつつ仕事を探していたのですが、驚くほどに仕事がない。閑散期だから仕事が見つかりにくいことは分かっていたのですが、ちょっと精神的にしんどくなることすらある。

収入はないのに、お金は毎月10万単位でなくなっていくんだもの…。

確かにストレスなのはその通りで、貯金残高がまるで残機のように思えてしまう。「ああ、あとこれだけしかお金がない…これが尽きたら死ぬかもしれない…」みたいな。実際には死なないけれど、それでも帰国だ。

でも、マインドセットを整えることは大事。状況はすぐには変わらなくても気持ちが整わないと周りに悪い影響を与えてしまう。

だから、私は今の時間を、将来のためのネタ集めの時間だと思うようにしているんです。

今は必死だけれど、帰国したら笑って話せるかなって。

あのとき貯金残高ギリギリまで減ってさ、昼ごはん抜きがデフォだったwwww

みたいに。そう考えると、ネタ集めができたという意味でこの期間も失敗だったとは言えない。

もちろん、入国前に情報を集めて、応募して、面接のアポを取ることが最善手だったと、今なら分かるけれど…。それを今更悔いても仕方ない。


結局、何が正解で何が失敗かなんて、選択の時点では分からない。それどころか「失敗」や「成功」を何をもって定義するかすら不明確だ。

だったら失敗かどうかは、結局マインドセットの問題になる。

言い換えると、自分の現状をいかに肯定的に見る方法を持っているかという問題だ。

今が失敗したときやしんどい期間でも、未来から見たらそれはネタ集めの時期だと思える。

成長できていないなあ、と思ったときにも、過去の自分が見たら「すごい自分」であるかもしれない。

現状と、そこから生まれる感情の間には、解釈が含まれる。

現状 → 解釈 → 感情

だから、この解釈を意識的に行うことで、「失敗だ」と思う回数を減らせるのだ。


今でも英語話せないなあ、と思う。だけど、本当に、ほんっとーーーに英語がダメだった中高生時代に比べたら、海外で仕事を探して、飛び込みでレジュメを落として、なんて想像できない未来に生きている

そう考えると、ダメダメだしポンコツな現状は何も変わっていないけれど、失敗だという気持ちは少しは軽減するんじゃないかなあ、と、そんなことを考えながら、明日に向かう活力を少しでも養うのです。

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