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ステップ4.目標設定・活動計画の策定
次は目標設定・活動計画の策定です。
現状分析でどのあたりが攻めどころかがわかってきたら、測定したデータをもとに目標を設定します。
前回の例では、
・現状分析3回目=前半50mのうち飛び込んで浮き上がるまでの差分が1.4秒、最初の25mまでですでに2.8秒遅れ、そのあと25mでさらに1.0秒遅れ
だったので、例えばこの「2.8秒と1.0秒を両方とも0秒にする」という目標を設定します(パレート図の
ステップ3. 現状分析とQC7つ道具
ステップ3は現状分析です。
このステップは8つのステップの中で、問題解決のためには最重要なステップだと思います。
なぜなら、問題発見プロセスでは、あるべき姿と現状のGAPを問題と言い、そのGAPを埋める活動が問題解決活動ですので、現状が明確にならないとGAP(=問題)が明確にならないのです。
ちなみに、あるべき姿とは理想とか目標値とかのことです。
現状分析の基本は「測定」になります。数値で現状
ステップ2. テーマの選定
ステップ2のテーマの選定です。
プールしてある問題、あるいは新たに緊急性の高い問題が出てきたら、その中から取り組むべきテーマを選びます。
この時、重要度と緊急度での評価をするのが一般的で、5段階評価とかで点数付けして、点数の高いものから取り組むのが良いです。
ただし、お客様に近いテーマ、例えば「お客様からのクレームが多発している」などは緊急度Maxですから、最優先で取り組むべきテーマです。
プ
ステップ1.問題(改善対象)の抽出
最初のステップである、「問題の(改善対象)の抽出」です。
このステップの重要なポイントは、「現場のみなさんが抽出する」です。
抽出する時の典型的な視点は、
①お客様、ステークホルダー
②業務プロセス
③組織目標
④品質
などです。
①では、顧客満足度とか、内部関係者の人員配置とか。
②の業務プロセスの視点では、日頃からメンバーが思っている以下にあてはまるものを抽出しましょう。
・面倒くさい
問題発見&解決の基本ステップ
専門書が多数出ているので詳細な説明はしませんが、基本中の基本である9つのステップです。
1.問題(改善対象)の抽出
2.テーマの選定
3.現状分析
4.目標設定・活動計画の作成
5.要因分析
6.対策の立案・検討
7.対策の実施
8.効果の確認
9.改善の定着・継続(歯止め)
本によっては8つのステップになっていたり、多少言葉が違っていたりしますが、態勢に影響ないので気にしないでください。
た
問題発見&解決プロセス
プログラミング教育の話を最初に書き始めて、プログラミング教育は言語教育ではなくて、問題発見&解決そのものですと、何度か書いてきました。
例えば以下の記事などがその一例です。
では、問題発見&解決プロセスとは何でしょう?
社会に出るといつもやっていることです、つまり以下の絵の下半分です。
その手法やプロセスを紹介した本は世の中に山ほど出ております(Amazonで「問題発見&解決」で検索すると2