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【親の役割は子どもにいかに興味を持たせるか】

こんばんは。

GWはカレンダーどおりのお休みをいただいているテニスマンです。

お休みをいただけたので、子どもたちと一緒に過ごす時間もたくさんできました。

今回は【親の役割は子どもにいかに興味を持たせるか】について書いていきたいと思います。

なぜこのテーマを思いついたかというと週末放送された「ドラゴン桜」を見たからです。

あるバトミントン選手が出てくるのですが、その選手の両親も共に元バトミントンの選手で、自分たちが成し遂げることができなかったオリンピック出場の夢を子どもに託しています。

しかし親の期待を背負ったその選手は膝の不調を感じながらも無理をしてしまい、大きなケガにつながってしまいました。

ケガで長期間プレーできなくなり失望する本人と両親。

両親は次の次のオリンピックを目指すと言いますが、主人公の桜木先生はバトミントンは子供のためという親に対し「自分たちのためにやらせてる」と指摘し、その生徒には「何がやりたいのか」を考えさせます。

桜木先生が生徒に聞いた「自分はどうしたいのか」を確認することは本来親がすべきことです。

ただ自分の子どもだからこそ「こうあってほしい」と願うこともあるわけで、この生徒の場合は「バトミントンでオリンピックに出場してほしい」というのが親の願望でした。

それであれば自分ならそんな言い方はしないなと思うのです。

なぜなら自分なら「ああしなさい」と言われたら「やった方がいいかな」と思うことであったとしてもやりたくなくなるからです。

童話の「北風と太陽」では北風が服を吹き飛ばそうとしても飛ばされまいと服をしっかり押さえられて吹き飛ばすことができませんでした。

どうしても服を脱がせたいのであれば暑くして自分から脱ぎたくなるようにしなければうまくいかないのです。

何かをさせたくない場合も同じで、例えば「ここの道は事故が多いので子どもがその道を通る時は注意させたい」というような場合。

そのまま子どもに「その道を通る時は注意しなさいよ」と言っても親がうるさいこと言っているとしか思いません。

言わなくても「気をつけなくては」と思っていた場合は「注意しろ」と言われたことで逆効果になることもあるでしょう。

「注意しなければ自分自身が心配になってしまって言わずにいられない」というのは子どものことを思っているのではなく自分のストレス発散を優先させているのです。

そのくらい理解してほしいですが理解できていない人が珍しくありません。

ではどうすればいいのかと言えば「いかに興味をもたせるか」ということです。

先程の例の場合自分なら「ここの道はこの間も事故があったみたいだけど随分頻繁に事故が発生している場所みたいだね」などとまずは持ち出します。

そして相手が興味を持ったところで「どんな事故が発生したか」を説明して「それは怖いな」と思わせることができれば、そこを通る時注意するようになるでしょう。

子どもに対してはつい頭ごなしに「ああしなさい」「こうしなさい」と言いがちですが、何かをさせたい場合はすぐに口に出すのではなく「いかに興味をもたせるか」を考えてみる。

本当に子どもが大切ならそれが親の役割だろうと思ったりしました。

また何かをさせたい場合だけでなく、子どもが将来何になりたいか、何をしたいかというのを考えるにあたって、いかに様々な興味をもたせてあげることができるか。

例えばスポーツに熱中している子どもに対して、スポーツだけやっていればいいのか?世界で活躍するには外国語を喋れたり、様々な国のことを理解していた方がよくないか?など、気づきを与えてあげるのも親の役割だと思います。

サッカーの中田選手は高校時代からイタリア語を勉強していたそうですが、興味を持って「これをやろう」と本人が考えればやるのです。

だから自らやろうと考えるきっかけをいかに与えるかが大切。

親なら子供に対して「いかに興味を持たせるか」が必要な役割ではないかと考えるのです。

以上【親の役割は子どもにいかに興味を持たせるか】でした。
とりとめのない文章になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
明日も頑張っていきましょう。

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