脳性麻痺のにゃおちゃん〜私toゆかいなヘルパーたち〜

みなさん、こんにちは!
にゃおちゃんです。

ヘルパーさんを利用していると必ず1回は、

言った言わない問題
やったやらない問題

この2つが発生します。

私は一人暮らしを始めてこれまで10ヶ所以上の事業所と契約してきました。
今は、3ヶ所の事業所と契約しています。すべて大阪にある事業所です。

簡単に介護スケジュールを紹介します。

月〜金
18:00〜21:00
身体介護、家事支援

火・木
7:00〜8:00
身体介護

土日
9:00〜12:00
身体介護、家事支援

現状こんな感じです。
本当は毎日の入浴は認められていません。ですが、私の場合は医師の診断書を書いてもらったうえで、障害福祉課から毎日の入浴が許可されています。
その他にも通院介助とか移動支援も支給されていますが、移動支援に関してはほぼ利用していません。
理由は時間がとれないし、そもそもヘルパーさんとお出かけしたくないからです。
しかし、相談支援員さんから「使え」と言われるので無理矢理時間作って月1ぐらいは利用するようにしています。
通院介助も同じくらい無理矢理利用しています。
体力維持のため、、と思ったら気持ち的に楽です。

事業所都合で契約を切られることも少なくありませんでした。
「行けない」と理由だけで、ころころ変更されるとメンタル的にきつくなります。
私の憶測ですが「できる人がいないんじゃないか」と思います。
そうだとしたら、とても辛いし悲しいですね。

私は大阪の事業所と契約していて、その事業所は全国展開している事業所です。
なぜか店舗が次から次へと消えていきました。
私が一番信頼できていた店舗の話をちょっとだけします。
私と同い年のサービス提供責任者の人がいました。
今までのサービス提供責任者の中で、とても動いてくれて且つ家にも来てくれて印象が良かったです。
ある日、「今日の夜、電話できますか?」とLINEがきたので「22時以降でも良ければ電話できます」と返信しました。
そして電話しました。来月から別の事業所になるから窓口にはなれないという電話でした。
私はサービス提供責任者から引き続き窓口になると言ってくれたので、この前の話と違うと思いました。
なので、話が違うじゃないかと言いました。
それから夜中の0時まで電話をしたことがありました。
私はころころ店舗が変わることがしんどかったんです。
なので、そのサービス提供責任者に窓口だけは◯◯さんにお願いしたいと言っていました。
それなのに、、です。長時間の電話でしたが、ちゃんと私と向き合ってくれました。
だいたいの人はパーンって引き離すのですが、この人は「自分はこう思っていますが、あなたはどう思っていますか?」と言ってきてくれたのが私にとても響きました。
こういう人が、良い人だと言うんだろうなと自分なりに思いました。

引っ越して地域が変わっても、どのヘルパーさんも「時間が足りない」と口を揃えて言われます。
ヘルパーさんは時間で動いているので時間内に業務を行わなければいけません。
ですが、時間内に業務を終えるヘルパーさんと、そうでないヘルパーさんがいます。
「このヘルパーさん早いな」とか「このヘルパーさん遅いな」というのは私も見ていてわかります。
ヘルパーさんたちの声を聞いて、相談支援員さんが役所に何か理由をつけて時間数を増やしてもらうように申請していますが、私はそれで本当にみんなが納得するのかなといつも思います。

一対一の現場なので誰かに注意されることがないため、その分気持ち的に楽な部分もあると思いますが、それがトラブルの元になります。
例えば、ヘルパーさんの私物のゴミを利用者の部屋にあるゴミ箱に捨てるとか。
二日酔いで訪問するとか。
私用の電話に出るとか。
利用者の食器や家具を壊しても事業所に報告していないとか。
手が塞がっているわけでもないのに、足で引き出しを閉めたり、冷蔵庫の下の段にある冷凍庫を足で閉めるとか。

それから
「この人はやってくれるけど、この人はやってくれないって言ったらダメなのよ」
とヘルパーさんによく言われます。
別に私からベラベラ喋ってるわけじゃないのに、私が言ってることになるんです。
だから最後は私に「何でこんなことになってるの?」とサービス提供責任者とか相談支援員さんに聞かれるんです。
みんな自分を守るので、いくら私が否定しても信じてくれないんです。

本当にいろんなヘルパーさんがいます。
私は介護の技術が良いとか悪いとかよりも「人としてどうなの?」と思うことが多いです。

こんなヘルパーさんもいました。
「今日、腰が痛いからしっかり立って歩いて」と言われたり、「仕事で出会ったから仲良くはなれない」と言われたり、「怪我させなかったらいいんでしょ」と言われたりもしました。

食材や日用品に関しても「あれがない、これがない」と言われたり、それを買っておいても使ってくれなかったりします。
中には何の相談もなく勝手に買ってきて「私たちが使いやすいと思って、これ買ってきたから」というヘルパーさんもいます。

美容師さんにヘルパーさんの話をしたときに、
「よく他人が作ったご飯食べられるね」と言われたことがありました。
確かにそうだけど仕方ない。
例え、おいしくなくても「おいしかったです」と言っています。

揚げ物が食べたくてもヘルパーさんが作るの嫌がるし、かと言って簡単なものをお願いすると、気を使うなと言われるんです。
我慢してと言ったらおかしいですけど、作ってくれるものを頼んだほうが合理的なんです。
カレーとかチャーハンとかお好み焼きとかそういう簡単なものしかお願いしないようにしています。

入浴介助もそうです。
「回転する椅子があれば入れやすい」とか
「これって◯◯さんの意向なの?」とか
ああだったら、こうだったら
と言ってくるのがストレスなんです。
なので、最近はヘルパーさんの考えを実践させるようにしています。
それで納得させたほうがいいと気づきました。
身体のことで疑問に思っているのであれば、一緒に病院に行ってお医者さんやリハビリの先生に質問するように促していますが、なかなか質問しないヘルパーさんが多いです。
多分、ヘルパーさんは時間短縮したい。
それに楽な介護を行いたいと思ってるんだと思います。
何かあっても責任取りたくないから予防してるんだと思います。
だから、いくら私が手引きで歩けると言っても、車椅子のまま脱衣所に連れて行く、ベッドのギリギリまで車椅子をつけて移乗するんです。

私が一番言われて嫌な言葉は、
「来なかったら困るでしょ?」です。

口が悪くてすみませんが・・・
ふざけたこと言ってんじゃねーぞ、おばさん。
と思います。

20代のヘルパーさんも来てますけど
若い人は若い人で適当なんです。
そもそも、やる気ないんだろうなと私は思っています。

私、思うんですけど
みんながみんなそうじゃないですが
「来てあげてる」
「やってあげてる」
という気持ちがどこかにあるから
そういう言葉が出てくるんだと思います。

それでも、いいヘルパーさんに出会うこともできました。
「◯◯ちゃんの日が一番楽しいわ!」とか
「◯◯ちゃん明るいし、よく笑ってくれるから好きやわ!」と言ってくれるヘルパーさんもいます。
そう言ってくれると私も嬉しいし楽しいです!
それから引っ越すとき、泣いてくれたヘルパーさんや看護師さんがいました。
「かっこよく生きてね」
「幸せになってね」と言ってくれました。
嬉しかったです!

今思うのは、こっちに引っ越して良かったなと思っています。
今までのヘルパーさんたちよりも今来てくれているヘルパーさんたちのほうがやってくれるからです。
それに「あれやって、これやって」「早く帰ってほしい」とか言えるようになったからかもしれません。
あと、姉に「あんたってプライベートあるようでないやん」と言われて気づいたんですが、私ってプライベートっていうプライベートがないなと・・・
ヘルパーさんが帰ってから初めてプライベートの時間なんだなと・・・

今来てくれている50代のヘルパーさんに
「土日、家におるときあるん?」と聞かれて
「ほぼない」と答えました。
「たまには、じっとしとけば?」と言われたので
「家におったら頭バグるんや!」という会話もするし、

20代のヘルパーさんに
「毎日いろんな人が家に来るのって嫌じゃない?」と聞かれて
「嫌やで、いろんな人の匂いが部屋につくし」と答えたら
「外で会うんやったらまだいいけど他人が毎日来るの嫌やし他人の匂いが部屋に残るのって嫌やなぁ」
「彼氏彼女の匂いやったらいいけどさ、よく我慢できるよね」と言われました。
いやいや、あなたヘルパーさんでしょ?と思いながら、そういう会話もしています。

やっぱ、人だと思います。
どの場面でも言えることですが

その人が、どう思うか。

で、変わってくるんだろうなと私は思います。
人って難しいですね。

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