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制限を味わいたくて地球にやってきた

ちょっと想像してみてください。
経済的な余裕はあるので生活のために働く必要がなく、毎日が日曜日みたいな暮らしだったとしたら、何をして過ごしますか?

世界中を旅するとか、美味しいものを食べまくるとか、いろんなことやってみたいかもだけど、それが3年とか5年続いたらどうですか?
さらに一生そんな生活だったら確実に飽きますよね。

残念ながら人間はそんなふうにできてません。
やっぱりなにかやりたいことがあって、魂を喜ばせることをやりたい生き物だし、そのために生まれてきたと思うんですよ。
つまり何らかの形で自己表現し、花を咲かせたいってことです。

肉体を持たない魂の世界は、イメージしたことがすぐ形になるし、距離に関係なく行きたいと思えば瞬間移動できるような世界です。
それは便利だ!って思うかもだけど、制限がない世界に生きているのって、やはり刺激がないし感動やドラマも体感できないんですよ。

だからわざわざ地球に生まれたかったわけじゃないですか。
ラーメンが美味い!っていう感覚もないし、魚のように川や海で泳ぐ感覚とか、太陽の光を浴びる気持ちよさとか、初めて彼女と手を繋いだときの手の柔らかさとか暖かさとか、肉体を持つことでしかわからない感覚が味わえないのって、寂しくないですか?

やりたかったことを形にして絶賛される喜びも、逆に全く価値観が合わない人と議論するストレスも、想像の世界でしかない。
だから今体験できることを目一杯味わいましょうよ。
そのための地球生活なんですから。

やりたいことがあるんだったら、言い訳を探してないでとっととやればいいし、会いたい人がいるなら会いに行けばいいし、告白したい相手がいるなら気持ちを伝えましょう。

結局のところ、楽しんだもの勝ちなんです。
もちろん勝ち負けの話じゃないけどね。
そうやって客観的に自分を見ることも必要なのです。
俯瞰で見ると、いつもは気づけないことも見えてくるし、頭の中を空っぽにすることでインスピレーションも降りてくるし、時々は自分のために心を泳がせましょうね。

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