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夢を諦めない

20歳の頃によく出入りしていた楽器店があって、そこのスタッフに洪栄龍さんというギタリストがいました。
ちょっと記憶が曖昧なのですが、ギターやベースのコーナーを担当されていたか、楽器のリペアーなんかされていたと思います。

その後に有名な方だったということを知るのですが、当時まだ右も左もわからない小僧の僕にいろんな話をしてくださって、彼は何度も音楽をやめようと思ってギターやアンプを全部売り払って、また音楽をやりたい気持ちが抑えきれなくなり、ギターやアンプを購入するということを繰り返していたのだそうです。

なんかその話を聞いて、めっちゃ刺さったのを覚えてるんですよね。
当時の自分の心境と重なる部分もあったし、まだ何も始まってない自分にジレンマを感じたりして、とにかく先輩ミュージシャンもそうやって悩みながら、自分の夢を叶えていってるんだな〜って共感できたんです。


昨日は大沼でLEAF JAMという音楽イベントがあったのですが、観にきてくれた中にも若いミュージシャンたちがいて、今現在悩んでいるという話を聞き、短い時間だったけどいろいろとアドバイスをしました。

やっぱり確証が得られないまま突っ走るのって、先が見えない不安もあるし、現状を打ち破りたいという焦りもあると思うんですよね。
過去の自分を見ているような懐かしさもあったし、夢があってそれを叶えようとしている姿は美しいと感じました。

小山は就職試験を受けたことがありません。
いろんな会社で働きましたけど、基本は中途採用でウチに来ないかと誘われたことで入社するパターンでした。

そして長くいることで自分がサラリーマン化するのが嫌で、ずっといるつもりはなかったし、自分は自分でありたいという意識が人一倍強かったので、社員研修すら受けることはありませんでした。
会社からしたらきっと厄介なヤツだったでしょうね。

その当時からしたら、今は自己実現しやすい環境になりました。
起業したい人はどんどん起業すればいいし、社会を知るために一旦就職するのもいいでしょう。

ただ知っておいて欲しいのは、安定を求めたいという気持ちが根底にあるとしたら、それは不安からきています。
安定が欲しくて就職したいとか正社員になりたいというのなら、それを失った時のショックは大きいし、そもそも自立心や自分軸がないので、これからの時代を生き抜くには難しいものがあります。

生活費を稼ぐためにひたすら働くのはキツいし、そもそも生きることが苦痛にり、人生に喜びが見出せなくなります。
そのループから脱出する方法は必ずありますが、それはただ働いて給料をもらうという生活パターンにハマっていると難しく、他の誰かが教えてくれるわけではないため、自分で開拓し見つけていくしかないのです。

もし自分にはそんなことできないと思っているなら、それは洗脳されてそう思い込んでいるだけで、自分には力がない、そんな才能はないからと諦めているのではないですか?

夢って憧れの世界のものではないです。
それを現実に落とし込んでいくプロセスが楽しいし、またそれをやりたくて生まれてきたのではないですか?

自分の人生を創造するのは自分でしかありません。
あれこれ悩んでないで今できることから始めてください。
自分の力で次のステージにいくドアを開けるのです。


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