えぼしーずという4人のチームについて


「えぼしーず」はシンガーソングライターのエリボンこと「工藤江里菜」を中心とする4名のチームです。
このチームが一つのビジネスモデルとして完成したので、その内容について簡単に説明したいと思います。

2003年の10月に私と工藤江里菜が出会って13年の月日が流れましたが、その当時はまだ音楽のプロ=メジャーデビューという時代でした。
通常の考え方から言えば私が事務所として抱えてマネジメントしていくか、プロデューサーとして関わりながらマネジメントしてくれる事務所を探すといったことだったでしょう。

メジャーのレコード会社に音源を聴いてもらって契約に向けての交渉をしていた時期もありましたが、レコード会社と話していくうちに考え方のズレを感じるようになり、音楽ビジネスが大きく変わるだろうという危機感に変わっていったことがきっかけで、セルフィー(自営)での活動という方向にシフトしていきました。
おそらく2008年頃だったと思います。

その頃に長年のお付き合いだったデザイナーのしらすさんに声をかけて、CDのジャケットのデザインやグッズ製作をお願いし、3人体制になってやっと仕事らしくなり始めました(笑)
一時期はしらすさんがマネージャー業務も担当していましたが、昨年8月から妹のあっきこと「工藤亜妃菜」が「歌って踊れるマネージャー」として加入し、チームとして完成しました。

現在は工藤江里菜と工藤亜妃菜の二人が中心となって、発売物の決定やステージの演出構成、スケジュール管理からギャラの交渉、経理などのマネジメントに関しては全ての管理をしています。
しらすさんはCDジャケットやグッズのデザインから製作まで担当していて、Tシャツやキャップなどのプリント作業も手作業でやります。
最近は製作する個数も増えてきたので、物によっては業者に発注ということもありますが、現在はほとんどが手作業です。
これは在庫を抱えなくて済むということと、欠品になった場合でもすぐに対応できるというメリットがあります。
私はというと、カメラマンやツアーの際の運転手(笑)、ミックス以外のレコーディング全般、ショッピングモールなどのライブの開催場所によってはPAのオペレーターも担当します。

こうやって4名で全ての業務を行っていますが、特徴としてはリーダーが存在しないということと、私は(有)クオントという法人を登記していますが、他の3名は個人事業主として確定申告をしています。
今まではリーダーが組織を引っ張っていくというような環境が多かったですが、これからはリーダー不在の組織でいいのです。
自立した「個」の集合体が組織になるということですね。

既存の事務所に所属せず、メジャーのレコード会社と契約しなくてもやっていけることが証明できたので、このノウハウはこれから広めていきたいと考えています。
もちろんアーティストごとに考え方ややり方は違うので、それぞれに合った方法で構築すればいいのですが、ともかくアーティスト自身が全てにおいてプロデュースしていくことができるなんて、本当にいい時代になったと思います。
これだけ素晴らしい環境が整ったのですから、セルフプロデュースであなた自身の才能をどんどん開花させていきましょう!



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