どんな時代であってもどんな環境にあってもやる奴はやるしやらない奴はやらない


音楽の聴き方や楽しみ方は昔と比べたら大きく変わりました。
ストリーミングなどでいつでも好きな音楽を聴くことができるし、簡単にコピーできるので、音楽を買うという発想はほとんどなくなりました。
昔はね、この曲が聴きたい!と思っても、3,000円出してアルバムを買うしかなかったんですからいい時代になりましたよ。

今は動画もYouTubeなどで簡単に観ることができますけど、私が10代の頃はビデオなんてまだなかったですから、ギターとかどうやって弾いてるのか知りたくても双眼鏡を持ってコンサートに行くしかなかったんですから(笑)

そんな素晴らしい環境が整っていても、昔よりアーティストやミュージシャンがたくさん育っているかと言えばそんなことはないし、音楽を聴く層の裾野が爆発的に広がったということでもありません。
音楽やそれにまつわる情報が手に入れやすくなったことは間違いないのですが、手に入れにくい状況にあっても欲しい人は何とかして手に入れるし、諦める人は諦めるし、興味のない人は見向きもしないということですね。

ということは、今ある環境がどうであるかはあまり関係なくて、音楽を仕事にしていきたいと思っていても、やらない奴はやらないし、やりたい奴はどんな手を使ってもやっていきます。
これは矢沢永吉さんも言っていますが、もし環境のせいにしているとしたら、その段階ですでにアウトってことですよ。

やはり本当に好きなことかどうか、本当にやりたいことなのかどうかが自分の中で明確になっていないと憧れで終わってしまいます。
思ったように進んでいかないとか、なかなか結果が出ないということだけで諦めてしまうことになります。

音楽の場合は昔と違ってプロ=メジャーデビューではないし、音楽のプロを目指す時に何かを犠牲にしなくてはいけないということでもありません。
今までみたいに出来上がっているシステムに乗っかってやらなければならないということではないので、文字通り無限に可能性はあります。
自分だけのやり方、自分にしかできない方法でやっていくことが出来るからです。

そういう意味では素晴らしい環境が整っています。
あとはやるかやらないか。
やるのも自分、やらないのも自分、諦めるのも自分。
そしていつからでも始めることができます。
子育てを終えてからでもリタイアしてからでも遅くはありません。
もう遅いと決めるのは自分だからです。
今までの価値観や既成概念はとっとと削除するか上書き更新して、今日から始めてみてください。
本当にやりたいと思っていることがあるなら。


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