プロというのは厳しさが伴う


どの世界でも同じですが、プロというのは厳しさが伴います。
憧れから始まり、プロになりたいと活動をスタートした時に、その厳しさが垣間見えると諦めに変わっていく人が大変多いのも事実です。
それは憧れが憧れのままで止まっているということであって、「プロになりたい!」という覚悟がない、もしくは腹が括れていないということなんです。
ダメだったときにどうしょうなんて考えはサラサラないというか、やりたいことでプロになる以外は全くイメージが湧かないということだと思うんですね。

今年もプロ野球のドラフト会議がありましたが、各球団に入団が決まった選手はダメだったときのことなんて全く考えてないはずです。
それは戦力外と球団から判断されたときに考えればいいことであって、今やらなければならないことに全力でぶつかっていくという気持ち以外は入る隙がないでしょうね。

音楽の場合は少し事情が違って、CDが売れなくなったことで音楽業界は激変しました。
今はまだ混沌としていますが、これから新しいビジネスモデルがたくさん生まれてくるでしょう。
音源も予算をかけずに自宅で作れるようになったし、YouTubeやツイキャス、ニコ動などで、自由に作品を発表したり自分の番組も作ることができます。
そういう意味ではとても恵まれた環境になったことは確かなのですが、自分がどうなりたいかということを明確にイメージしておかないと、ブログの読者が5,000人を超えたとか、ツイッターのフォロワーが10,000人超えたというようなところで安心して満足してしまう危険性もあります。

もちろんその数字を作ってきたことは素晴らしいことですが、数字が伸びたからといって、それがすぐ収入に結びつくわけではないし、一瞬人気が出たとしても、それを継続していくことはとても難しいことです。
やはり音楽で食べていきたいならライブを充実させることです。
これができてないと、人気が出てきてライブに足を運んでもらってもガッカリさせてしまうことになります。
一度ガッカリさせてしまった人はもう戻ってきてくれません。

路上ライブだろうがライブハウスのタイバンライブだろうが、常に真剣勝負で挑まないと先がないというくらいの気概は必要でしょう。
なぜならそれを仕事にしていきたいからです。
「あ〜今日もたくさんの人に聴いてもらえて楽しかったね〜」で1日を終えるなら、それは趣味でやっているということです。

昔は憧れのライブハウスに出演させてもらうために努力したり、レコード会社に認めてもらうためにたくさん曲を書いて持っていくというようなことが成長を促してくれるという環境でした。
今はセルフプロデュースで活動できますが、裏を返すと自己満足で終わる可能性もあります。
だからどこを目指すのか、どうなりたいのかを明確にする必要があるんです。
そしてそこに向けて継続して努力をしなければなりません。

もしそれがしんどいとか、その厳しさに耐えられるかなぁという迷いがあるなら、100%音楽で収入を得たいということでなくてもいいでしょう。
決してそれはある意味人生設計であって逃げではないと思います。
ただ、今日は100%音楽で食っていきたいという人向けに書いていますので、一流の音楽アーティストになりたいと考えているなら、厳しい環境であっても乗り越えていく気迫は必要です。
つまりそこまでしてもやりたいことなのかどうかということなんですね。
楽しそうだからやりたいという動機で始まったとしても、それだけで続くような甘い世界ではありません。

最初に書いた通りプロというのはどの世界でも厳しさがあります。
音楽も同じです。
好きだからという気持ちだけで続く世界ではないということを知っておく必要があるでしょう。


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