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練習よりも本番やりながら試行錯誤

何か目的があってSNSで発信を始めるとしましょう。
昔なら何かを始める時に、コンセプトを決めてしっかり準備をして、という手順を踏んだかもしれませんが、とりあえずやってみるというスタンスで全然OKです。

「人目に触れるものだから、それなりのクオリティーで」とか考えがちですが、例えばInstagramに写真をアップするなら、完璧と思える写真を1週間に1枚だけアップするより、毎日投稿する方が学べることが多くて、どんな写真だと「いいね」が増えるのかとか、コメントしやすいのかとかデータが取れるわけです。

つまりあれこれ考えるよりはやってみましょうよってこと。
実際にやってみて検証し、修正入れていけばいいのですから。

これは大きく価値観が変わったことの一つで、もちろん下積みをしないと習得できない技術はありますが、ほとんどの場合、アシスタント時代を経験することなく、最初から自分のやり方でスタートさせることができる時代になったのです。

練習したり修行を積むというよりは、実験や試行錯誤を繰り返しながらレベルアップを図るということですね。

歌いたいなら10日間スタジオにこもって練習するより、まずステージに立ってみることが大事で、延々と練習するよりもそのほうが得るものが多いし、動画を撮っておけば客観的に今のレベルを判断できます。
そして次回はどこを修正してどんなアプローチをすればいいのかを検討すればいいわけです。

数年前にプロカメラマンの知り合いが嘆いてましたが、自分が持っているプロ仕様のカメラや、身につけてきた技術が役に立たないことが多くなり、何がいいのか何が正しいのか分からなくなってきたと。
ある時現場で、もっとスマホで撮った感じになりませんか?と言われ、もう自分は必要ないんじゃないかと落ち込んだそうです 笑

音楽でもデザインでも写真でも、プロとアマチュアの境界が曖昧になったし、誰もが簡単に手を出せるようになったので、技術云々よりかはその人と仕事をすると楽しいとか、その人物像や人間性を知ってもらうことで、次の仕事につながるという流れになってきています。

だからここではまず行動を起こしましょうねと繰り返し言っています。
他人がどう思うかなんて言ってる場合じゃないのです。

ブログを書き始めて10年になりますが、10年目にしてKindleで電子書籍を出版するようになるんですから 笑
もっと言うと今は10年なんて必要ないし、極端に聞こえるかもだけど、10年かかったことが1年でできると思っていたほうがいいでしょう。
それくらい時間が短縮されてきています。

昨日たまたま見たTikTokで年配の女性が語ってましたが、1年間動画をアップし続けたことで、いろんなとこから仕事の依頼が来るようになりましたと。
要はそういうことです。
重要なのは行動を起こすこと。
そしてそれは誰にでもできることだし準備もいらないってことなんですよ。



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