セルフィー(自立型)で音楽活動をしていくために必要なのはチーム作り



音楽活動をしていくためにはたった一人では限界があります。
曲作りやアレンジの段階で誰かの協力を得るということもあるし、ライブでサポートしてもらうこともあります。
それは専属でも単発でもどちらでもいいのですが、できれば専任のスタッフというか、パートナーがいるといいですね。
チームのような形をとってもいいと思います。

例えばマネージャーがデザイナーを兼務するというのもあるでしょうし、さらにカメラマンやスタイリストとしても関わるとかね。
まぁ音楽に関わるすべての業務を二人で分担できればいいんです。
どちらにしても、ビジネスパートナーとして一緒に活動できる人を探すというのは、頭に入れておいたほうがいいです。

現在サポートしている工藤江里菜に関して言うと、本人がアーティストでありながらチームのリーダーでもあり、制作から経理まで全ての業務をプロデュースしています。
そして実の妹の工藤亜妃菜が、マネージャーでありながらステージでコーラスも担当し、姉妹ユニット「姉妹2(しまいしまい)」のボーカルとしても活動しています。
スケジュールの管理はもちろんのこと、グッズの製作進行や営業的なところではギャラの交渉などなど一手に引き受けています。

 CDやグッズのデザイン&製作は全てデザイナーのしらすさんが担当していて、ライブの現場では販売員としても活躍します。
前説の影マイクや、ステージで「しらすくん」という人形を操ったり、にぎやかしで本人が登場したり、歌を披露することもしばしば(笑)

私が担当するのは、音源制作に関してミックス以外の全てとライブの制作担当、ショッピングモールなどのライブでは、音響機材のセッティングからオペレーターまでやります。あ、機材車の運転手もね(笑)
それからCDジャケットやポストカードのカメラマンも兼ねています。

まとめると、工藤姉妹が経営者として運営し、しらすさんが専属のデザイナーとして全てのデザインを担当し、私がインディケーター(方向を指し示す人)としてアドバイスしたりライブの現場を監督するというようなプロジェクトになっています。
チームとしては機能的ですし、非常によくできていると思います。


昔なら私のような立場の人間が事務所の社長としてマネジメントするとか、プロデューサーとして関わりながらどこかの事務所に預けるというのがパターンだったと思いますが、もうそのやり方は時代に合っていません。
あくまでも本人が中心となってセルフプロデュースをし、音楽的なことから経営のことまで私がアドバイスしてサポートするという形をとっています。
わかりやすく言うと、私がエージェント的な立場で関わっているということですね。


アーティストごとに関わる人間のタイプや能力も違うし、それぞれの考え方や運営の仕方があると思いますが、いずれにしてもチームを作ることは必要でしょう。
今後はそのチーム作りや運営の方法についてアドバイスを行っていこうと思っていますので、もし何か質問などあればこちらからメールをください


それから最後に参考として、ブログの師匠であるかさこさんのブログの記事のリンクを貼りますので、目を通してみてください。

独立起業しても個人力だけでは生きられない?ともに仕事をするチームランサー~フリーランスの生きる道

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