会社の奴隷にはならない生き方


ここ数日、電通の過労死認定のニュースをよく目にしましたが、これは電通だけの問題ではないですね。
このニュースから今だに日本の社会が古い価値観から変われないことが見て取れます。

私がレコード会社にいた頃は20年以上前のことなので、こういう価値観がまだまかり通っていたのですが、会社の近くで先輩と飲みに行ってから遅くに駅に向かうと、会社の窓にはまだ明かりが点いているんです。
オフイスに残って仕事をしている人たちがいるってことです。
それを見た先輩が「みんなこんな時間まで頑張ってんだなぁ〜。」と言うんですけど、私は「こんな時間まで仕事を終われないというのは、段取りが悪いかやり方が悪いのか、ともかく仕事ができないってことだと思いますよ。」と生意気なことを言っていました。

でも本当にそう思ってたんです。
遅くまで頑張っているのがカッコイイ?馬鹿じゃないのって。
そういう自分に酔ってるだけじゃないのかと。
そりゃあ何かの締め切りが近いとか、明日納品しなければならないとかあるでしょうけど、ほぼ毎日夜中までオフィスの照明が点いていました。
そしてみんながそういうものだと受け入れている状況を、誰も異常だと思わないことが不思議でした。

あれから20年以上経っているのに何も変わっていません。
ずいぶん昔、「24時間戦えますか」みたいなキャッチフレーズのCMがありましたけど、「モーレツ社員」とか「企業戦士」みたいな言葉も日本独自のものですし、軍隊の影響が今だに色濃く残っていることには驚きますね。

もうね、今月も数字を達成できたからと居酒屋で乾杯するよりも、山の中でひっそりと焚き火しながら仲間と飲みましょうよ(笑)
山の空気をいっぱい吸って星空を眺めたら、「オレ何やってんだろう。このままでいいのか?」と今までの生き方に疑問を感じますよ。

まぁ既に疑問を感じているのにどうすることもできないという人も多いでしょうけど、人生において主役はあなたなんですから。
これからどうするのか決定権を持っているのはあなたです。
まるで奴隷のような環境で自分をすり減らしながらこれからも生きていくのか、シフトチェンジしてその環境から離れていくのかは自分で決めることができます。

何度も書いてきましたが、ピラミッド型の組織の崩壊が始まっています。
今まで一流だと思われてきた大企業も突然脳死することもあります。
最近のニュースでも、多くの百貨店が閉店に追い込まれたり、イオンやセブン&アイなどの大手小売業も大変苦戦していることが伝えられています。
コンビニもスーパーもこんなにたくさんあって飽和状態になってるのに、まだ増やそうとしていますからね。
限界があることがわかってはいても、やめられない状況が続いています。

資本主義社会という未熟なシステムや、機能的にできているようでこれまた未熟なピラミッド型の組織はもう時代に合わないのです。
これは古いものが終わっていく姿を見せてもらっていると捉えてください。
根本から大きく流れが変わる本番はこれからです。
個人レベルなら小回りがきくので、今すぐにでも方向転換することができますから、思い切ってハンドルを切ることもいいでしょう。
「準備が必要だしな〜」とか言ってる場合ではない時期に来ていることだけは知っておいて欲しいと思います。



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