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来月から週休3日になった

先日、会社に「週休3日にしてお〜くれ」と頼みました。

上司にお願いしたところ、人事の人やら何やらと話を進めてくれたようで、晴れて来月から週休3日ライフを送れることが決まりました。やったね。自分で申請しておきながら言うのもナンですが、素直に喜んでいいことなのだろうか。申し出る前から懸念点は3つほどあり、葛藤していた。結果として「それでも週休3日がいい」と判断したわけですが、まだ不安はあります。

第一に、週休2日と週休3日はそれほど差があるのか?という話だ。きっと初めはさぞ嬉しいでしょう、楽しいでしょう。1週間あたりの休みが1日増えるのですから。しかし、慣れてしまえば週休3日の恩恵を感じられなくなり、ただただ「働くのが面倒臭い」という方向に感情がシフトする予感がしています。また、「週休2日と週休3日に差はあるか?」とい問いには一言では答えられない。週休2日を週休3日に変更した場合と、週休3日を週休2日に変更した場合とで、感じ方がまるで違うだろうから。プラスの感情よりもマイナスの感情のほうが強く感じられるものだ。休みが増えてもじきにありがたみを忘れてしまうが、出勤日が増えたことで感じるつらさは到底忘れられるものではない。むしろ積もり積もっていく。だから「週休3日にしたけど週休2日の頃と大して変わらないや」と思っても「じゃあ週休2日に戻そっかな」とはならない。実はこの変更は不可逆で、一度休日を増やしてしまうと後戻りはできない。週休3日を週休2日に戻せば確実につらくなることが分かっている。一度ラクを覚えてしまうと元には戻れない、ということだ。

次に、雇用契約についてだ。前回も話しましたが、僕は会社と有期の契約を結んでいます。僕の頑張り次第で無期契約にランクアップすることもあり得たわけですが、その可能性が大きく下がったと思われます。そりゃそうだ、会社側としても「週に3日休みたい」などと宣う不穏因子は邪魔でしょう。有期契約が続く間だけ適当にあそばせて、そのあとは切る。期限までに別の優秀な人材を確保すればよい。そう考えたとしても無理はない。まあいい、数年先の無期契約を見据えて頑張れるほど僕は有能ではない。それよりも、今の自分を大切にしたい。今の自分が未来の自分に繋がるわけだし。最悪クビになったとしてもかまわない。数年間ニートを経験していた身としては、無職になることに対しそれほど恐れはない。前向きでえらいね。

そして最後。職場でじゃっかん居づらくなるのでは?という懸念がある。どうやら、今僕が働いているチームのメンバーは皆揃いも揃って週5勤務だ。つまり、僕だけ浮く形となる。だとすれば、僕がどんなにはりきったところで「いや、でも君働いている日数1日少ないよね?」「週休3日が何でしゃばってるの?」と思われるんじゃないか、と疑心暗鬼になっています。もちろん、職場の人間関係は良好なので、そんな底意地の悪い人はいないと信じています。ただ、そこまで露骨に思うことはなくとも、一瞬くらいは脳裏を過ぎるはずだ。僕が何かミスでもしようものなら「ほら、言わんこっちゃない・・・」「所詮は週休3日の甘ちゃんか・・・」これに近い感情が湧いたとしても不思議ではない。だから、僕はそうした後ろ指に怯えながら日々を過ごす必要がある。自分の身勝手で他者を敵に仕立て上げるのは胸糞だと思いますが、被害妄想の域に留めます。口にはせず、これまで通りフラットな姿勢でメンバーと関わっていきたいと思う。

なかなかどうして、休みが1日増えるといっても楽しいことばかりではなさそうです。僕はただ健やかでのんびりした毎日を送りたいだけなのですが、はてさて、どうなることやら。


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