あるの

しがないオタクです。1000字前後のエッセイを生意気にも毎日投稿します。未来の自分いわ…

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しがないオタクです。1000字前後のエッセイを生意気にも毎日投稿します。未来の自分いわく、いずれ本を出すらしい。

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  • あるのエッセイ厳選集

    よく読まれている記事・個人的に気に入っている記事のまとめです。まずはここから読もう!

最近の記事

倍速視聴を受け入れられない

ガソリン車かEVか、読書は紙の本か電子書籍か、創作にAIを使用する是非、アニメや映画の倍速視聴、など、今はまさに時代が移ろう渦中といえるでしょう。これら全てにおいて「こっちが正解!」という明確な答えはなく「状況に応じてうまく使い分ける」言わば中庸が肝心なわけだ。 時代に取り残されるという危機感がありながらも、僕はいまだに倍速視聴を受け入れられずにいる。解説系の動画ならまだしも、ストーリー仕立ての動画や作品においては倍速や飛ばし見など言語道断!という固定観念を拭いきれずにいま

    • 消えぬ悩みとタロット

      実は前々からタロットカードに興味がありました。ああ、お前とうとう”そっち側”に行ったか、と思われるかもしれません。事件の容疑者が「俺はやっていない!」と主張したところで何の説得力もないのと同じように、僕が「自分はいたって正常だ!」と反論したって見苦しいだけだ。なので、どう思うかは各々自由にしてもらっていい。もとより正常でもないだろうし。 生活のなかで困難が訪れると、僕はつい頭であれこれと思考を巡らせるきらいがある。もっと感覚を大事にしたいのだけど、つい頭でっかちになる自分が

      • 自分と相性のいい血液型

        僕は他人の個人情報として、血液型をけっこう気にします。科学的な根拠に乏しく、ちゃんちゃらおかしな話なのですが、血液型と性格の関係に一定の信頼を置いているのです。自分の中に存在するジンクスのようなものでしょうか。経験則から、この血液型の人との相性はこんな感じだな〜という傾向を察しているのです。 とりわけ、僕はB型の人と大変ウマが合います。マイペース、自己中というマイナスイメージが先行するB型ですが、僕個人としてはこれほど相性の良い血液型もいない。それに、B型の彼・彼女らは、マ

        • 『ファミレスを享受せよ』を享受せよ

          『ファミレスを享受せよ』というゲームをプレイしました。発売したのは去年で、タイトルが発表された時期から目をつけていた作品ではあるのですが、怠慢ゆえ手を出すのが遅れてしまいました。この文章は未プレイの方への布教が1つの目的なので、ネタバレは無い(はず)です。 さて、作品タイトルだけでは一体全体どんなゲームなのか、まったく想像がつきませんね。ジャンルとしては、脱出ゲーム風なテキストアドベンチャー、といった感じでしょうか。簡素な線で描かれた静止画にダイアログボックスが表示され、そ

        倍速視聴を受け入れられない

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        • あるのエッセイ厳選集
          65本

        記事

          自分でも理解できないお金の使い方

          僕はたまに自分でもよく分からないお金の使い方をする。後から振り返って「変な使い方をしてしまったなぁ」と反省するのはもちろん、お金を支払うその瞬間すら、自分で何をやっているのかイマイチ分かっていない。 僕は誰かと会う予定があれば、直前に洗車をします。マナーとまでは言わないけれど、自分なりのポリシーだ。人と会う際は身なりを整えるのと同じように、車も綺麗な状態にしておきたい。で、先日、大阪に住んでいる会社の同僚と会う約束をしていたので、いつものように洗車を目論んだわけです。初対面

          自分でも理解できないお金の使い方

          劇薬 Xのおすすめタブ

          Xの「おすすめ」タブ、けっこう否定的な意見が多いですが、僕はけっこう重宝していました。自分がいいね、RPした投稿をもとに関連した投稿がサジェストされるので、色々な発見があります。こんな絵師がいたのか、こんな謎のおもしろアカウントがあったのか、などと。ですが、最近はこのおすすめタブがSNS疲れの原因になっているような気もしてきました。 「フォロー中」タブには、自分がフォローしている個人や企業の投稿が流れてくるので、各々のユーザーにとって統率のとれたタイムラインが出来上がってい

          劇薬 Xのおすすめタブ

          気持ち悪いぞ、いい加減悟れ

          4月も後半。新社会人たちは「指示を待つのではなく、自ら率先して動こう!」「なんで勝手に言われてないことをするの?」という相反する2つの口撃を受けるという、脱ビギナーの登竜門に立ち向かっている頃でしょう。こうした理不尽に思える指揮命令というのは往々にしてある。それらは矛盾しているようでどちらも正しい。ただケースバイケースであるというだけだ。いずれにしても、それを絶対的なルールだと思い込むことが「言っていることが違うじゃないか!」という不満を生む原因となる。人間関係におけるルール

          気持ち悪いぞ、いい加減悟れ

          言語の壁

          『The Amazing Digital Circus』の続編が5月3日に公開されると発表がありました。オリジナルの音声は英語なので、日本語しか聴き取れない僕が公開初日に楽しめるかどうかは分かりません。前回、というか1作目は、公開後に有志によって日本語字幕バージョンが公開され(グレー…というか完全に”黒”な転載ですが)、それによって日本人の視聴ハードルが下がっていたのではないでしょうか。実際、Xでも日本人の絵師による二次創作が溢れている。そして後日、満を辞して公式映像のほうに

          言語の壁

          また1人、知人を失ってしまった

          やってしまった。僕のゴミすぎる癖が発動してしまった。つらすぎて連日の日記で触れていますが、今の僕は他者とのやり取りが食傷気味で軽いパニック状態です。やり取りをするだけならまだいいのですが、旅行ないしはお出かけという大義名分でスケジュールと財布を押さえられている。これにより精神的な余裕はほぼありません。というか限界だったのでしょう。だから、僕はこのたび盛大な愚行を犯してしまいました。 会社でお近づきになった女性がおりまして、その方と明日会う約束をしておりました。会社は東京です

          また1人、知人を失ってしまった

          帰ってきた人間不信タイム

          気分が落ち込んでいます。鬱というよりかは、軽いパニック状態です。年明け辺りにも同じ症状になっているのですが、人間関係にお疲れなのだ。 僕はすぐに寂しくなって人の温もりを求めるくせに、反面、ちょっと人とのやり取りや関わりが多くなるとウンザリして拒絶反応が出る。「天邪鬼」とカッコイイ三文字熟語で表現してあげれば、中学生はゾクッと生唾を飲んでしまうだろうが、そんな気分屋がチャームポイントとして許されるのもまた中坊までだ。僕はただのピーターパンシンドローム、見た目はおじさん、中身は

          帰ってきた人間不信タイム

          週5から週4日の勤務に変わった所感

          これまでは一般的な「実働8時間×週5日」で働いていたのですが、今月から週4日勤務に変更しました。 色々と懸念点はあったのですが、ひとまず半月働いてみての所感でも書いてみようかと思います。半月とはいっても、2週間ですからね。週4勤務のサイクルを2回繰り返しただけで何が分かるんだい、という話ではあるのですが、定期的に記録を残しておくのも悪くはないかと思いまして。1〜2カ月後は今と全く違う感想を持っているかもしれませんしね。 今の僕が言えることは、ひとまず「週5と週4はまったく

          週5から週4日の勤務に変わった所感

          出会いなどない 別れのみの季節

          そういえばすっかり春ですね。この歳になると、自分の身の回りの変化で季節を感じることも少なくなってきました。ニュースで入学式、入社式などの話題を見かけては「そうか〜出会いと別れの季節だなあ」なんて、まるで他人事です。自分で率先して予定を組んだりしない限り、気温くらいしか環境的な変化は生まれない。毎年自動的に実施されるクラス替えや進学で新しい顔ぶれと遭遇することもない。そうして、大きな変化のない時間のループへと呑み込まれていくのだ。 僕は環境の変化のなかでも、とりわけ別れが苦手

          出会いなどない 別れのみの季節

          語彙力とはナニで、どうやって身につけるのか

          僕は毎日まとまった文章を書く習慣をつけているし、ひとよりかは文章を書くのは得意だと思い込んでいます。何より書くことが好きだから一銭にもならない日記投稿を続けているわけだし。仕事柄、日本語の組み立て方や語彙力を褒めてもらえることもたまにある。自分ではまだまだヒヨッコだと自覚していますが、文章を書く習慣がない人を騙くらかすことくらいはできるのかもしれない。語彙力のある人というと、年がら年中読書をしている本の虫というイメージが湧きますが、僕はそれほど読書をする習慣があったわけではな

          語彙力とはナニで、どうやって身につけるのか

          大人の金銭感覚についていけない

          夏前に旧友たちと旅行へ行こうという話をしていまして、昨日スケジュール調整のため旅先などについて協議をおこなった。3人でLINEのグループ通話をつなぎ、雑談まじりにあれこれと案を出し合う形式で、気づくと3時間くらい経っていました。その話し合いのなかで、僕は1つ大きなカルチャーショックを受けたのである。 話の流れとしては、まず行き先を決め、その後に宿を決めます。この宿がポイント。提案してもらった温泉宿は1人1泊2万円ほどでした。金額を聞いた時、噯にも出さなかったけれど、僕は内心

          大人の金銭感覚についていけない

          不眠からの一時的な脱却

          そういえば、最近は日記のなかで睡眠について言及することが減った。不眠や中途覚醒など、僕は慢性的な睡眠障害を抱えていたのですが、気づけばそうした悩みとは無縁の生活を送っていた。そう、気づかないほど毎日自然によく眠れているのだ。 原因は分かりきっている。仕事で疲れているからだ。当たり前ですが、ニートだった頃と比べると圧倒的に疲れが溜まっている。100%デスクワークですが、精神的な疲労だけで人は眠れるものなんだなあ。肉体労働だったら体がもたねえや。 しかし、毎晩決まった時間に眠

          不眠からの一時的な脱却

          『100万ドルの五稜星』を観た

          コナンの最新映画『100万ドルの五稜星』を観てきました。当記事はがっつりではありませんがネタバレを含みます。自衛している人がまさかこの日記を読んでいるとは思いませんが念のため。コナンはミステリーですから、「犯人は◯◯だよ」このたった一言が致命的なネタバレになるのです。SNSはじめネットでは、あの手この手で視聴前のファンにネタバレをしようとする悪党がいるので、とにかく可能な限り早め早めに劇場で観るに限る。 僕は公開日の今日この日のために休みをとりました。そしてもちろん、朝イチ

          『100万ドルの五稜星』を観た