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自分だけのスタイルを手に入れる!オーダーシャツの世界へ飛び込もう

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
stile lavitaの関谷です。
昨日が結構肌寒かったので、今日はその影響かかなり暖かく感じますね。
ただ夏らしさは完全に影を潜めて、秋っぽさは少しずつ出てきてますね。

早速ですが、本題に入ります。
皆さんはシャツを購入する際に、どういったところを意識して選ばれておりますか?
デザイン?サイズ?生地?
重要視するポイントは人それぞれありますし、それが、ビジネス用なのかカジュアル用なのかでもまた変わってきますよね。

カジュアル用で羽織り的に着るシャツであれば、気温によって着たり脱いだりが出来ますが、ビジネス用のシャツ朝出勤したら帰宅するまでほぼ脱ぐことはありません。言うならば第二の皮膚的な物です。

最近は、スーツの着まわしの幅がかなり広くなり、夏場はTシャツにポロシャツ、冬場はニットなどシャツ以外の選択肢も増えました。
ただ言っても圧倒的に着用率はシャツの方が多いと思いますので、今回はオーダーシャツで気をつけるポイントを複数回に分けて書いていきます。
本日はサイズについてです。


1.シャツのサイズで特に気をつけるポイント


まず初めに、オーダーシャツで気をつけるポイントはサイズ感でしょう。
よく聞く話ですが、1着数万するような物でもサイズがあっていなかったらそれはとてももったいないです。洋服なんて自己満でしょ?と言われる方もいらっしゃっいますが、ビジネスシーンにおいての独りよがりな着こなしは正直….ですね。

・ネックサイズについて

綺麗なネックサイズ

まずネックサイズですが、基本的にシャツの見栄えは襟立ちの美しさがとても重要なポイントです。最近ではネクタイをされない方も増えておりますが、ネクタイをする上でもネクタイが綺麗に見えるかどうかにも影響がある点なので、まずはネックからいきましょう。

ネック実寸+2cm

ネックサイズは首周りの実寸に+2〜3cmくらいのゆとりを加えたサイズが正しいサイズです。
首と言っても具体的にどの辺かというと、喉仏から下に1センチくらいのところをぐるっと測ります。
ここはたるませてしまうと正確な実寸が出ないので気をつけましょう。

既製品のシャツだと37/84とかいう表記になっていますが、37のところがそのシャツのネックサイズという事になります。

ここで個人差が出てくる部分になりますが、喉仏が出ている方の場合、
体感として窮屈感を感じやすいので適度にゆとりを加えるといいでしょう。


サイズがあったシャツの美しさ

ネックサイズが大きすぎる場合、ネクタイを締めた際にも生地が弛み美しさが損なわれてしまいます。さらには、前面の喉仏の下に極端にスペースが生まれてしまい、だらしない印象になってしまいます。このことは、先ほどのネクタイにも影響しますが、ネクタイがだらんとしてしまい平面的になってしまいます。

逆に小さめの場合、そもそも窮屈感で息苦しくなりますし、襟に横じわが入ってこれまた美しくないです。
シャツの素材は、コットンで作られていることが多く、何度か洗濯していくうちに縮んでしまいます。これは素材の特性上どうしても起こってしまいますので、そういった面でもタイトめは危険です。
たまに第一ボタンを外したままネクタイを締められている方がいらっしゃいますが、シャツの襟のバランスやだらしなく見えるのでやめましょう。

・裄丈について

腕をあげた際の適度なゆとり

次は裄丈についてです。
裄丈と聞くと、どこそれ?といった方へご説明すると、首を前に倒して
後ろ首のボコっとしている骨が第7頸椎になります。
言うなれば、首から下の体の中心点ともいいますが、その軸を基準に
左右に肩線を通って、親指の付け根までの長さのことを裄丈といいます。

ネック部分で37/84とありましたが、裄丈は84cmというのが、そのシャツの裄丈の長さということになります。

親指の付け根までと聞くと、ほとんどの方は長くない?と感じられるかと思いますが、実はこの長さがとても重要なのです。

大体の洋服の場合、袖丈といえば大体手首の骨くらいのところだと思います。実際にビジネスシーンでシャツの上に着るものはジャケットですよね。
ジャケットの袖口の保護的な意味でもその長さがポイントになります。

体に一番近いので、腕を前にあげて見ると、袖が上にグッと上がるかと思います。その際に、裄丈が短いシャツはカフスが上腕まで上がって締め付けてしまうのです。その上がり幅を計算した長さが親指の付け根までの長さなのです。たまに袖丈の適度なゆとりを大きいなと感じられる方がいらっしゃいますが、それは必要なゆとりなので取りすぎない方が良いです。
ただ、あくまでも基準となる位置なので、それを長くも短くも感じるのは個人差がありますので、よくご相談した上でお仕立てすると良いでしょう。

最近の若い方は、すらっとしてモデル体型の方が多い印象ですが、そういった方の場合お身体はスリムで腕が長いので既製品のシャツだと、ネックとボディーサイズはちょうど良いけど、袖がツンツルテンで困っているというご相談をよく頂きます。
そんな方こそオーダーシャツを一度体験してみても良いでしょう。

先ほど、ネックサイズの部分でもあった縮みの要素はこの箇所でも起こります。基本的に縦に縮むのでそういった面でもある程度の長さは大事です。

・カフス周りについて

カフス周りのサイズ感の重要性

実は大事で、結構見逃されがちなポイントがこのカフス周りのサイズになります。
先ほどあげた裄丈があっていれば問題ないんじゃないの?と感じられると思いますが、その点とこのカフス周りのサイズはほぼセットだとお考えください。

一般的に既製品のシャツはカフス周りが大きめに作られていることが多く、
ジャケットを着た際にカフスがすごい出てしまうといった経験をされたことがある方は少なくないでしょう。
実際僕も、腕が短くほとんどの洋服は袖丈が合わずストレスを感じる箇所でした。

先ほど書いた、裄丈の位置が親指の付け根だとするとカフスが大きかった場合手首で止まらず、下まで落ちてしまいますよね?
カフス周りのサイズも適正、裄丈も適正であることが腕まわりについてはとても重要なのです。

ではカフス周りの正しいサイズですが、手首の骨をぐるっと一周測ってみると実寸の数値が出ます。
男性だと多いのが16〜18cmくらいで、手首が細い方でも14〜15cmくらいかと思います。
実寸に+6〜7cmのゆとりを加えたサイズが正しいカフス周りのサイズになります。

このゆとりもとても大事で、タイト目はパリッとしていてかっこいいですが、タイトすぎると腕をあげた際に上腕周りが窮屈になってしまいます。
これは裄丈の長さとカフスのゆとりがとても重要になります。

アップルウォッチ

手首まわりには、時計をされる方も多いと思いますが時計をする方のカフスだけ大きくすることもオーダーシャツの場合可能です。
一般的な大きさの時計であれば、実寸+ゆとり量+1cmくらいでちょうど良いですし、最近多いアップルウォッチは幅がそれなりにあるので,
しっかり被せたい場合は+1.5〜2cmくらいが良いと思います。

・補足


上記にあげたポイント以外にも、ボディサイズのゆとりやボタン位置などありますが、まずは先ほどあげた三点を意識してみてください。
結構印象がガラッと変わるかと思います。

part2は、こだわるべき生地についての内容になります。
今週中にアップします。

※現在開催中のシャツフェアになります※

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