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ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
stile lavitaの関谷です。
あまりサッカーネタは控えていたのですが、今朝の久保選手凄すぎましたね！！熱狂的マドリディスタとしては、複雑な心境でしたが同じ日本人としてあんなスーパーな選手が出てきたことが誇らしいですね。

小ネタはさておき、早速本題に入りましょう。
個人的に洋服を着る上で、意識していることはやはりTPOですが、さらには季節感というものも大事にしています。
ここ数日のブログでもよくこのキーワードが出ますが、日本の四季の移ろいはやはり特別で、それぞれの季節に良さがありますよね。
個人的に好きな季節は、都度変わったりしてますが今だと秋ですね。
それは、紅葉の色合いや夕陽の落ち方、もちろん気温も、が大きな理由になります。

生地感という面でも、もちろん季節感は出せますが今回は色味に絞って書いてみます。
秋と言えば、実りの秋、スポーツの秋、読書の秋、行楽の秋、ハロウィンなどがあります。 秋を連想させる配色は、果物や紅葉などの赤、茶色、ベージュ、黄色、オレンジなど暖色系が中心。 例えば、ハロウィンのカラーはオレンジ・紫・黒・黄色をメインに使用しますよね。

スーツにおいて暖色系の色味を取り入れることは、難易度が高そうに見えて実はそんなことないんです。

ビジネススーツといえば、ブラック、ネイビー、グレーの三色がこの日本においては圧倒的だと思いますが、実は少しづつですがそれも変化してきています。
オーダースーツ店が増えてきている事、オフィスでの服務規定のカジュアル化などにより色味のある物を選択する方が増えているのかなと思います。
実際、スーツ＝仕事着だけでなくオシャレ着としての側面も多くなってきましたよね。
SNSが広まった事で、現地の人たちの着こなしをすぐ見れるようになったこともとても大きいですね。

※gujiさんがyoutubeをアップされていたのでリンク貼っておきます。

あまりやりすぎるとコスプレ感が出てしまい、お洒落とはかけ離れてしまうのである程度、ビジネススーツとしての側面を持つ生地を選ぶと良いでしょう。そんな中、とってもオシャレなブラウンスーツのご注文を頂いたのでご紹介します。

同じフットボールラバーでもあるS様。
使用した生地はLoro Piana社の「AUSTRALIS SUPER150's」で、
Super150sの高品質な原料を使用しています。通年で着用でき、非常に優れたクオリティを提供します。この生地は、極細で長く、白度の高いウールを使用しており、自然なストレッチがあります。適度に軽量で柔らかく、快適な着心地を提供する、まさに素晴らしい生地です。

濡れ感のある上品な光沢感がブラウンの土臭さを消してくれて、大人っぽいブラウンスーツになります。実際、この全く同じスーツは僕も仕立てていますが、実物はチャコールグレー感もあり光の当たり方で結構見え方が変わります。

デザインもスリーピーススーツですが、ベストをダブルベストにしてアクセントを加えています。
赤っぽいブラウンではなく（イメージ、レンガっぽい色）、少し黒っぽさや淡いトーンのブラウンがお仕事でも着れますので是非ご参考にしてみてください。

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