見出し画像

競争から逃げることでボクは幸せになった

ボクは勝ち組じゃないけど負け組でもない。
そうボクは競争から逃げることで幸せになったんだ。

ボクのこの感覚は共感を得ることができるのかな。

一生懸命競争から逃げたボクの人生

画像1

世の中には競争を生き甲斐にして頑張っている人もいると思う。そして競争に負けたことを引きずって生きている人もいるかもしれない。
「競争」というものは人のやる気を引き出してくれるし、緊張感をもたらしてくれるかもしれない。
でも本当に「競争」って必要なのかな。


ボクは小さな頃から競争から逃げてきた気がする。思いつくところで書くと
   ・クルマ
   ・バイク
   ・仕事
   ・カメラ …etc

スポーツカー全盛期にボクが買ったのはFIATのPandaだったし、SuperFourが流行ってた時にボクが買った最初のバイクはヤマハのR1-Zだった。仕事も本社のバリバリなところじゃなくて地方の支店でのんびり働いた気がする。

そしてボクはカメラについてもここ最近、競争から逃げるようにした。

他者との比較を続けてたボク

画像2

ずっとソニーのカメラを使い続けてきた。業界最高のスペックを武器にその勢力を広げてきたソニー。もちろんボクが買うのはその時に一番新しくて一番高性能なカメラ。

そして新しいカメラが発売されると、その機能を楽しみたくてカメラを買い替える日々。カメラの噂サイトを毎日みていたっけ。

でもそのうちにボクは疲れてきた。
新製品を追い続けることに。お金を出し続けることに。ボクが持っていないカメラを持っている人を羨むことに。

いつの間にか毎日ワクワクしながらのぞいていたカメラの噂サイトもみなくなっていた。


そしてボクはカメラも競争から逃げた。

ボクが本当に使いたいものへ

画像3

「競争」はボクが勝手に作り出しているものかもしれない。それでも、他者と比較することでそれを乗り越えようとする気持ちが湧いてくるから、ある意味での「競争」なんじゃないかな。

そんな競争から逃げたボクは、ボクが本当に使いたいと思うカメラを選ぶことにした。そんなボクが今持っているメインカメラ4台はこれ。

SONY a7S

ボクの原点であるソニーの唯一無二のカメラ。AFは遅いし撮って出しの色は変なんだけど、圧倒的なダイナミックレンジと世界最軽量のボディはボクのまさに理想とするカメラ。古いカメラだからあちこちガタが来ているし最近は出番も少ないけど多分ボクはずっと手放さないよ。

決して新しくないけど(どちらかといえば古いけど)、スペック競争には勝てないけど最高な一台。


Hasselblad 907x CFV Ⅱ 50C

高級カメラって言ったらみんなライカを思い出すし、ラージセンサーカメラと言えばFUJIFILMのGFXを思い出す。そんな中途半端な位置付けなのがハッセルブラッド 907X 50C。

この写りを見て貰えばわかると思うけど、圧倒的な画質を持ったカメラ。そして圧倒的なインパクトを持ったカメラ。ボクは「大きなおはぎ」って呼んでる。ボクの財力だとドキドキものだった買い物。最初はちょっと後悔したけど今では最高の相棒になったよ。


FUJIFILM X100V

カメラは一人一台だけ!って言われたら持っていく一台なのがFUJIFILMMのX100V。ここ数年で一番シャッターを押したんじゃないかな。X100シリーズの中では最新機種に当たるけど、APS-Cセンサー搭載のコンデジってニッチなスタイルのカメラ。

できないことはたくさんあるけど、ボクと一緒に同じ時間を過ごすカメラとしてできないことは何もない、それがX100Vなんだと思う。大人気で大忙しのスーパーアイドルよりも、いつもボクのそばにいて笑ってくれているキミの方がボクは好きだな。

画像5


RICOH GR3x

X100V以上にできないことが多いのがリコーのGR3x。それでもこの子にしかできないことがたくさんある。
一眼カメラにズームレンズをつけて、目に入るもの全てをカメラにカメラにおさめる楽しみも確かにあるけど、GRで撮れるものはどれかなって考えながら、撮れるものだけを撮っていく。

絶景スポットに行って、シャッターチャンスを逃したくないって肩に力が入るような撮り方じゃなくて、サンダル履いてポッケに片手を突っ込みながら撮り歩くような気楽さがこのカメラにはある。
ボクにしか見えない世界が撮れればいい。そう思わせてくれるカメラ。


ライカも欲しいけど

今大人気なライカ。もちろんボクも所有してみたいし使ってみたらすごくいい写りをした記憶がある。

でも今はライカバブルな気がしていて、ついつい競争から逃げたい気持ちになってライカには手が届かない。(もちろん金額的には絶対に手が出ないんだけどね)
だからボクはもう少しライカの人気が落ち着いてきて、今みんなが使ってるライカが中古市場に溢れてきたものを安く買おうと思ってる。

安くならなかったらそれは多分ボクとライカの縁がなかったんだな。

そう割り切って考えるようになったのは、多分競争から逃げて生きてきたからだと思う。

画像4


ボクのこの感覚は共感を得ることができるのかな。


いや、そもそも共感も求めていないのがボクの生き方なのかもしれないな。
陰キャなボクはボクという殻の中で最高に幸せな毎日を送れるように、今日も身の回りのさまざまな競争から逃げながら、楽しんで生きている。

この記事が参加している募集

多様性を考える

よければサポートお願いします!あなたのサポートは新しいクリエイティブ活動に生かさせていただきます!