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楽しむ気持ちが一番大事だということ


わたしは手帳を書く時間が好きだ。


Instagramで手帳を投稿し始めたのは、2014年の大学生の時。

「好きだから」

ただただその気持ちだけで気ままに投稿していた。


その頃、マンスリー手帳をデコることにハマっていて、
毎月完成したページを載せていた。

それが好評だったみたいで、コメントを多くもらう機会が増えてきた。
ハッシュタグの検索をして話題のところに自分の投稿があることがめちゃくちゃ嬉しかった。


「自分が好きにやっていたこと」を認めてもらえている、
肯定してもらえているととても嬉しくなったことを感じていた。
やり方を聞かれると、「頼られている」「誰かの役に立てている」と
自分でも他の人の役に立てる嬉しさを覚えた。


それから2年後、遅いかもしれないけどフォロワーが400人を超えた。


手帳を変えたり、投稿の仕方を変えたりとして細々と続けていた。
なぜかわからないけれど、一番最初の頃よりはフォローされる率が少なくなってしまったり、コメントももらえなくなってしまった。

手帳の楽しさを知ってもらいたいと2019年頃、イベントを自分で考え開催し始めていた。
ビジネス感が出てしまって、手帳も見ていて楽しいと思ってもらえなくなってしまったのかもしれない。


いいねが伸びない、フォローもされなくなる。
と自分がしたいことって間違っていたのかなと悩む時期になった。

あの頃が一番良かったのかもしれない。
もうあそこまでいけないのかもしれない。

そう苦しんだ。


模索しながら自分が一番だと思う投稿をし続けて、2021年に転機が訪れた。


手帳のタイプを思いっきり変えてみたのだ。

マンスリーにフリーのノートページがたくさんついているものを選んだ。
そこに自分で好きなようにデコレーションをしてみようと思ったのだ。

今まではある程度デザインが決まっていて、デコをするのはおまけのようにしていた。自分には表現性、創造性がないと思っていたからだ。

小さい頃から工作が苦手だった。

まず、新しいアイデアを出すのが苦手。
真っ白なキャンパスで「自由にどうぞ」と言われても、何からどう何を描けばいいのかわからなくなるライプだった。


でも今思えば、その工作のテーマに興味がなかったからできなかったのだ。

自分が好きで「これをしたいこうしたい」と思うものがあれば、イチからやることは苦ではないと気づいた。むしろ楽しいと思って、時間を忘れるほどのめりこむ。

枠にはまるのが嫌いなくせに、枠に一番はまっていたのは自分だった。

自分でどうやって書くかを決めて、テーマを自分の中で決めてデコレーションをする。それを投稿し始めた。


すると、いいね数が増えてきたのだ。
みられる回数も増えてきて、保存してくれる投稿も増えた。


そして、使っている手帳の公式の方から、「使い方を公式HPに載せてもいいか」と初めてそういう声をかけてもらったのだ。
本当に嬉しかった。自分の好きで行動し続けていたのが報われたような瞬間だった。


それから現在はもう少しでフォロワーが1000人になりそうだというところに来ている。


最近は手帳について投稿している人も多く、初めて数か月には何千人とフォロワーがついている人もたくさんいる。その中で7年くらいやってようやく1000人到達するかといったところだからめちゃくちゃ遅いだろう。

それに焦る時も、嫉妬するときもあった。


でも、それを目的にしたら手帳を純水に楽しむことはできなくなる。
あくまでも自分がやりたいデコレーションをして、それを投稿したいのだ。


悩んだっていい、遠回りしてもいいから工夫することは忘れず自分なりにやっていけばいいとようやく思えた。


何年かかってもこれをやっていたことは、絶対に無駄じゃないと思っている。
いろいろな手帳を自分なりに工夫して楽しみ、自分に合った手帳を見つけたことで自分を自由に表現できるスタイルを見つけることができたのだ。
そして、それを拾ってもらうことが出来た。


まだまだ、走り続けたい。

#わたしの舞台裏

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