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『ナワリヌイ プーチンがもっとも恐れる男の真実』を読んで

こんばんは。ちょっとご無沙汰です。
読書がここのところはかどっていないのと、ちょっと読書感想文ためてしまいました。

内容


ナワリヌイ。反汚職活動家。
プーチンの豪華な宮殿をドローンで上空から撮影し、Youtubeで公開。
汚職調査サイトを運営。

その後政治家として活動。だが、ロシア政府は政権を脅かす人物の立候補は認めない。
選挙も開票の時にかなりの、政権に恣意的な変更が行われている。そう、かなり改ざんされているのは当然あります、という国民の認識。

感想


ナワリヌイが刑務所で死んだという報道は知っていたので、どういう人だったのか、毒殺未遂にあったことぐらいしか知らなかったので、読んでみようと思いました。

読んで良かった。プーチン大統領に立ち向かおうとするロシア人はいないのではないか、と漠然とした印象だったので、ナワリヌイという人と人生を知れてよかった。
印象的だったのは、ナワリヌイは、普通に選挙が行われて、不正のない政治が行われることを望んでいたこと。
そして、プーチン大統領がこのまま続くことに、Noという国民が多数いること。

最近のニュースで、プーチン大統領選で、反対運動などがあったことなど報道されていたが、ナワリヌイ氏が亡くなった後も、そういう人々がいることに安ど感を覚えたが、プーチン政権はしばらくは安泰なのだろうな、と思えた。

この本を読んで、今後のロシアについて、暗雲たる思いをはせてしまった。ウクライナ戦争は収束の目途は立たず、プーチン大統領は今後も長期にわたって君臨し続けそう。

ですが、そんなロシアで、ナワリヌイのような人がいたことに希望を持ちたいと思いました。

読んでよかったです。


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