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10分コーチング × Stockrによる、言語化力と自己理解。【前編:個人への効果】

こんにちは!Stockr magazine編集部の大木です。

突然の紹介ですが、Stockrを開発する株式会社ビルディットは、「一人ひとりの成長が、世界をより良くする」を理念として、良い学びが生まれる仕組みを社会にたくさん創り出したい、システム開発会社です。

もちろん「社会への創出」の前に、社内での学びや成長の仕組みが機能しているかは常に気にすべきこと、毎日のもくもく(自己研鑽)タイムや終礼でのふりかえりタイムの運用などこれまで行ってきましたが、新しいトライとして希望者がコーチングを受けられる機会がありました。

私も含めたStockr開発チームのメンバーは、コーチングセッションでの気づきや学びを(当然ながら✨)Stockrに書き溜める、という運用を試したところ、それが自己成長にも、チームビルディングにもとても良い効果を感じました!
今回私たちが受けた「10分コーチング」という特徴的なコーチングサービスと、Stockrをどう活用したか、またコーチングでどんな効果を感じたかについて、本編「個人への効果編」と次編「チームへの効果編」と2本続けてご紹介します💁

10分コーチングとは

私自身これまでコーチングは受けたことがほぼなかったので、《1回1時間くらい・一定の期間を空けてたまに受けるもの》程度のイメージでしたが、10分コーチングは、同じ時刻に10分間のコーチングを毎日受け続ける(基本は1ヶ月)という非常に特徴あるサービスです。

一般社団法人 国際コーチ連盟日本支部 創設者で、エグゼクティブ・コーチ&リーダー育成家の林健太郎さんが推進されている手法で、10分コーチングさんのサイトでは以下のように説明されています。

10分コーチングは1ヶ月という極めて短い期間、ほぼ毎日継続して10分間のコーチングを提供することで顧客の望む成果を達成させるための画期的な手法です。
出勤前の朝の時間や、お昼休み、夜の就寝前など決まった時間にコーチングを受ける事は、自分の目標達成や課題解決に向けて新しい習慣を身につけるために極めて有効な手法で、オンラインで受けられる手軽さもその習慣化を後押しします。

https://10mincoach.com/ より引用

ちなみに弊社は、FullbolさんのFullkuruというサービスを利用しました。
小規模組織の人材育成によりフィットするようサービスが設計されているようです。

セッションの流れ

10分コーチングといっても、最初から最後まで10分ではありません。
上述のサイトに詳しい説明が載せられているので、ここではごく簡単に流れを紹介します。

1️⃣ 1時間のセッション

コーチとの初対面となる1時間セッション。
今後緊張感なく話せるようにしっかりコミュニケーションをとることと、コーチングで取り組んでいきたいテーマの合意形成をします。

2️⃣ 毎日決まった時刻での10分コーチング(平日毎日1ヶ月間)

コーチからの質問もありますが、基本的には自分で主体的に話したいことを提示します。最初は短い時間を有効に使うのが難しいですが、慣れてくると10分の内容が濃くなってきます。💪

3️⃣ 1時間のコーチング(週に1度)

私たちは1ヶ月間の10分コーチングのあと、1週間に1回1時間を4回(1ヶ月分)受ける機会がありました。自分自身の本質的な課題やテーマに深く深く入っていける時間です。

コーチングの中でStockrをどう使ったか

特段「こう使おう」と皆で決めたわけではないので各自自己流ですが、10分と1時間とでStockrに書き込むシーンや内容が違ったという共通意見がありました。

10分コーチングはその場&直後にStockr
1時間コーチングはあとでじっくりまとめてStockr

10分では具体的な課題やトライをテーマにすることが多く、「明日までにこれをやる」などコーチと行動の約束をしてその場でStockrにメモするシーンがよくありました。

1時間じっくりのコーチングでは、話をより掘り下げたり大きく膨らませたり、抽象的にしていくことで今までになかった新しい視点・思考を得られました。
思考も大きく発散するので手元のノートにたくさん書き出して、その日の夜などに見返して整理した気づきをストックしました。

コーチングの間にたくさんストックしたものを更にまとめていくと、最終的にテーマは3つほどになって自分の本質的な課題はこれなんだと気づけました。

コーチングを通して感じた効果

ごく個人的な実感値になりますが、私自身が10分コーチングを通して感じたことを紹介します。
前提として、コーチングを受け始めた時点で私自身が多くの課題や悩みを持っている状態でした。仕事で成果が出ない、子供たちに向き合う時間が足りない、自分の目指したい方向性がブレる、などのいくつかのテーマがそれぞれ絡み合っていて、1つのことから解決しようと思ってもそれ以外の課題もだんご状態で湧き上がって混乱、ストレスの高い状態でした。

10分1ヶ月→1時間というステップで段階的に思考整理ができる

日頃から自己理解が整理された人であれば問題ないのでしょうが、そうでなければ急にコーチと1時間話すシーンで自分の思考に集中するというのはなかなか難しいと感じます。そもそも自分の思考に集中すること自体に慣れていません。
その点10分という短い時間で「今日はこのことを話したい」と自分でテーマを絞ることで考えやすくなります。
また話しながら「あ、本当に考えたかったことと違ったかもしれない」と気づいても翌日改めて話すことができるので、切り替えやリカバリーがしやすいです。

10分を続けるうちに自己理解のための思考する筋力が育ち、その後の1時間セッションを有効に使える下地ができていく感覚がありました。

自分でテーマを設定すると、1日を自分でつくっていく意識が生まれる

私を担当してくださったコーチの杉本さんは、10分コーチングの最初によく、「今日はどんな気持ちの朝でしたか?」「さあ今日はなにを話しましょうか」と問いかけてくれました。
何気ない問いかけですが、自分の感情を確かめること、自分の望みと向き合うことを、そのとき私自身ものすごく久しぶりに意識したと思います。

育児経験のある人は少なからずそうだと思いますが、好む好まざるに関わらず毎朝同じ時間に起きて食事を用意し、それはほぼ思考停止状態で行われていました。仕事でも、職務上の役割があれば自分がやりたいとかやりたくないとかをいちいち考えず、結果的に生活の全部を母親・会社員という任務の遂行で過ごしてきたのだなと、それまでの自分を振り返ります。

短時間で思考をスッと深められるようになった

コーチングを通して「言葉にする」ことがいかに大事かを実感しました。
頭でいくら常に考え事をしていても、それは泡のようなもので時間経過で消えてしまいます。しばらくして同じことを考えても、以前の思考と同じような経路をもう一度辿らなければその先にはいけません。
それを言葉にしたり、文章にしたりするとある程度は記憶されて、言語化しないときよりも短時間でその先の思考に辿り着くことができるようになりました。
勉強でいわれるアウトプットの効果と同様で、思考にも絶大な効果があると感じます。

向き合わずにきた自分の課題が顕在化した

1日たった10分ですが、思考して、言語化して、をやり続けていると、最初は考えをうまく言葉にできずもどかしい思いをしていたのが、1週間ほどで驚くほど自分の感情を言葉で伝えることができるようになってきました。
1度言葉にすると「自分がそのことをこう考えている」ことがはっきり認識されて、類似したテーマの思考も捗ります。

そうしてどんどん自分の内面の理解を深めていると、自分の本質的な課題解決のキーになる要素が見えてきました。
見ないふりをしていたほどの課題を解決するには苦しさも伴うし、解決せずにずっと生きていくこともできます。でも解決できたら人生はもっと充実して楽しくなるだろう、そんな展望を持てるようになったのも、自己理解が進んだからこそと思います。

以上が私の個人的な状況下で実感したことですが、林健太郎さんのnoteではより論理的にまとめられていますので、ご興味ある方はぜひ読んでみてください!

私たちがお世話になったFullbolさんのサービスについてはこちらからどうぞ👇

ここまでの熱弁のとおり、コーチングは個人的にとても良かったですが、今回のトライの要は社内メンバー皆(希望者)が受けたことです。
チーム作りにどんな効果があったか、後編でご紹介します!
ぜひ次のnoteもお読みください!


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