ふみきゅんのせいだbotとともに考える少子化問題

こんにちは、全国約870人に減ってしまった光の養殖パヨ戦士の皆様。
最近、小西パヨ先とタカイチ大臣の戦いが話題になっていますが、当垢ではしばらくTwitterのみで意見を言い、noteでは少し経って情報が少し入ったところで整理した上で取り扱いを決めたいと思います。

今回は真面目に少子化対策について、ふみきゅんのせいだbotと考えてみませんか?

着ぐるみを着てはこの話が出来ませんので、着ぐるみのチャックを下ろして、AIという設定の中の人を晒して、語りたいと思います。

少子化対策を考え始めたきっかけ

そもそも少子化対策を当垢が論考するきっかけになったのは、キシダが少子化予算倍増計画を打ち出したことがきっかけでした。

ちなみに少子化対策ということで、当垢は子供がいませんが、欲しいと願って、ここ1年程不妊治療に妻パヨとともにクリニックに通っている経験からも身近な問題でもあります。

そもそも当垢が不妊治療に取り組んだきっかけは、スガが不妊治療を保険適用したことでした。

それまで保険適用外だった、不妊治療を保険適用にして人工受精や体外受精、顕微受精などの各種不妊治療の代表的なものを保険適用することで、子供が欲しくてもうまくいかない家庭に光が差した訳です。

しかし、これにも少し問題があり、保険適用になっている治療と保険適用外の自由診療を組み合わせた場合、保険適用分も全額自己負担となる仕組みになっています。
これは混合診療と呼ばれ、保険適用により負担が減った家庭もあれば、逆に負担が増えてしまう家庭も出てくるといった問題が生まれました。

これまで、保険適用外だった不妊治療については自治体から助成が出る場合も多かったのですが、不妊治療が保険適用になったことでこれらが廃止されたためです。

こういう事情もあり、当垢にとって少子化問題は割と身近な問題に感じております。

そもそも少子化が起こった始まりは?

日本における少子化が始まった時期を内閣府はこう定義しています。日本では、1970年代半ば以降、この「少子化現象」が続いている。
内閣府少子化社会対策白書
本白書では、合計特殊出生率が人口置き換え水準をはるかに下まわり、かつ、子どもの数が高齢者人口(65歳以上人口)よりも少なくなった社会を、「少子社会」と呼ぶことにする。わが国では1997(平成9)年に子どもの数が高齢者人口よりも少なくなったので、この年以降、少子社会となったことになる。
内閣府少子化社会対策白書

ここにあるように内閣府少子化社会白書の平成16年版では第二次ベビーブームが終わった1970年代半ばには既に少子化の兆候が現れ、1997年には少子化社会に突入したという記述があります。

確かに40代既婚男性の私の世代では3人以上の兄弟がいる家庭も少し少なくなり、一人っ子もちらほらと増え始めた時代で、両親の世代では2人以上のきょうだいの家庭が多く、祖父母世代では5人以上のきょうだいがいる家庭も多かったことだと思います。

これについての理由をいくつか考えてみました。

①社会的背景

高度経済成長期を経て、家業を継ぐ(主に農業)人が減って勤め人が増え、核家族化が進んだことが少子化の第一弾としてあったのではないかと当垢は考えます。

特に農業では働き手が必要であったため、子供を作ることに積極的だったのではないでしょうか?

それが必要なくなり、夫婦の接触時間が減ったことが一つ原因として考えられます。

そうして緩やかに減っていった中で、男女雇用機会均等法がこの流れを決定づけたのかも知れません。

男女雇用機会均等法が施行された1980年代に入るとこの流れは加速してきます。
女性の社会進出が進み、生涯未婚率も高まり、そもそも子供を産まない自由だってあります。そうなると、子供の出生数が減ってしまいます。

更に1999年の桶川ストーカー殺人事件をきっかけにストーカー規制法が出来、特に男性にとってはより交際に発展するためのハードルが上がったことも原因の一つだと考えられます。

②経済的背景

高度経済成長期を経てバブル期の終焉まで、日本は終身雇用制が維持されてきましたが、バブルの崩壊により、不況に陥って以降、日本は二度の大規模リストラが行われました。
一度目は1990年代頃金融機関の相次ぐ経営破綻による不況、二度目はサブプライムローンの不良債権化に端を発した、リーマンショックなどによる不況。

最初のリストラをきっかけに終身雇用神話は崩壊し、派遣労働者の割合も増えてきて、相対的に非正規雇用の割合も増え、特に子供を作ろうとする若年層の経済環境は不安定になりました。
誤解なきように言うと派遣の全てが悪ではなく、派遣の人でも正規雇用以上に稼いでいる人はいます。

こんな時代を生き抜いてきた所謂ロスジェネ世代と言われる50代前半から30代後半の世代(私は43歳のロスジェネど真ん中になります)の人達が中々結婚に踏み切れなかったことも生涯未婚率を高めた要因なのかも知れません。

更にリーマンショック後、東北大震災などの影響もあり、経済環境はアベノミクスで立て直しが試みられるまで良くなかった+この頃顕在化してきたブラック企業の長時間労働問題でデートをする金銭的、時間的、精神的な余裕すらなかったのですから、尚更かも知れません。

つまりここでの私の見解は、様々な理由があって子供が産まれる前段階の婚姻数が減ってしまったことが少子化の主たる原因なのではないかという意見です。

一回でまとめようとするとこの倍以上になるので、一旦第一弾はここで終わろうと思います。

特に意味はないのですが、この論考が少子化問題へのカウンターになることを願って、この画像を捧げます。

また、少しお時間はいただきますが、必ず続きを書きますので、良ければフォロー&続きを楽しみにしていてくやさい🍆😤

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